カリガネソウ
カリガネソウは夏から秋にかけて日本各地の原野や低山の林縁に咲き、その特異な花の形と独特な臭気で目立つ花であるが、近年はその数を減らしつつあり、埼玉県を含め、数県で絶滅危惧種に指定されている。 |
![]() |
![]() |
![]() |
カリガネソウと斑入り葉のカリガネソウ
花びらは5枚で下の一枚が大きく白い斑点が入る。 下の花びらが大きいのは昆虫が蜜を吸うとき留まりやすく、雄しべと雌しべが湾曲するのは留まった昆虫の背中に花粉をつける為と考えられており、植物の知恵である。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
ダンギクと白花のダンギク
ダンギク(段菊)と名付けられているがキク科ではなく、葉の形からキクを連想し、花が段々に茎に付くことからその名が付けられたようであるが、れっきとしたカリガネソウ科カリガネソウ属の花である。 |