バイクのことは何も知らなくて、2気筒と4気筒の違いすら分からずに買ったバイクです。
「ずいぶん静かなんですねえ」と店員に聞いちゃいましたっけ(^^;
世の中はレーサー・レプリカ全盛期だったのですが、天の邪鬼な私はアメリカンしか考えず。 とにかく大きくて力のあるのが欲しかったので、一番馬力のあるこれにしたのでした。
雑誌で見つけた千葉のバイク屋で40万でしたが、何を思ったか月々1万円の36回払いにしてしまいました(^^;
このバイクでは北海道や東北方面など、主に北の方へよく行きました。茨城にいたので、単純に行きやすかっただけなんですけどね。
これが典型的なツーリングのスタイルです。
積載性が悪いので、振り分けバッグは必需品でした。
タンクにハーレーのような凹凸があって、タンクバッグが付属のマグネットだけではうまく固定できません。仕方ないので、ゴムバンドをタンクの下にまわして結んで固定していました。
スタンドが細くてよく埋まってしまうので、木の板を持ち歩いていた記憶があります(^^;
バイクを買って初めてのツーリングです。
場所は富士山。麓の花畑で記念撮影をしました。
左から、みやざわあきら(TZR250)、ぬまきち(RGガンマ初期型)、私です。大学2年の頃でした。 あきらのTZRは借り物、ぬまきちのガンマはオーバーヒート&故障だらけでした(^^;
やはり北海道は印象的なところでした。
とにかく広くて、「見渡す限り」という表現がこれほどにも似合う土地というのは始めてです。
地平線を初めて見たのもここでした。
北海道に上陸した翌朝です。
港から一番近いところにあるキャンプ場ということで、大沼のほとりにあるキャンプ場に泊まったのですが、かすむようにかかる朝もやが、いかにも北海道な雰囲気を醸し出していましたねえ(^^)
テントはダンロップの2人用。当時出たばかりのモデルです。
シュラフはホームセンターで購入した1980円の封筒型ですが、9月とはいえこれだけでは寒いくらいでした。
小さな丘の上で海を望みます。
ここの公衆浴場になっている温泉に入りました。300円だった(^^)
考えたら、北海道を1周しようとしたら、ずーっと海を見て走ることになるんですよね(^^; 途中でそれに気づいて、大雪山とかのある山側へ入ってみることにしました。
ここはオホーツクラインとかいったかな?ウワサどおり、ホントにまーっすぐな、いかにも北海道らしい大陸的な道です。
しかも、車がいません(^^; 対向車も後続車も。
北海道の道はどこもこんな感じで、道路はみんな高速道路。途中にある街がインターチェンジやサービスエリア、といった趣です。なにしろ広くて、しかも信号が無い!走り出してから3時間、一回も足を付かなかったことさえあります(マジ)
エリミ400はかえって燃費が落ちました。まわしすぎですね。
時期をずらして9月に行ったのが幸いしましたね。
誰もいないキャンプ場を一人占めです(^^)
というか、8月いっぱいで終わっていたのでした(^^;
道路沿い、丘の上にある、素晴らしく見晴らしの良いキャンプ場でした。風が強かったら泊まれないだろうなあ。
でも、天気は穏やかで、満点の星空の中、静かな夜を過ごしたのでした。
極楽(^^)/
いわゆる利尻富士です。
これはマジで絵から飛び出たような風景でした。天候に恵まれましたね。
というか、北海道では「雨から逃げながらツーリングする」ということをやります。
東で雨が降っていれば、西へ逃げる。北で風が強ければ南へ逃げる。
とにかく時速*時間で移動距離を計算できてしまうので、そういうことが可能なのです。
一日の移動距離はすぐに500キロくらいにもなります。
本州では考えられませんね。
お決まりの証拠写真です。
最北端だからどうした、ということもありませんでした。
むしろ知床の方が面白かった。ロシアの船とかいたし。
でも、近所の店で海鮮丼を食わせてもらったら、けっこううまかったです。2千5百円とかで高かったけど。
トレーナーの上にGジャンの袖をやぶいたベストを羽織り、下はブラックジーンズです。
ちなみに靴は安全靴(爪先に鉄板の入ってるやつね)です。
ライディングブーツが買えない我々にとって、これがすごくピッタリしたライディングシューズになってくれました。今でもそういう奴がいるんじゃなかろうか?
間違って縁石を蹴飛ばしても、足は全然大丈夫だったです(^^)