高速巡航してみたら

2004/11/14

高速巡航

最近の日本車はよく出来ていて、少々の高速巡航ではビクともしません。ステップワゴンのような廉価版の乗用ワゴン車でさえ、平気で160〜180キロで走行出来ちゃうのですから、驚きです。ダッジ・ラムのバンでは120〜130がやっと、下り坂で140が限界だったのですがね。

私のステップワゴンは第2世代で、第1世代に比べて中速域が強化されています。100km/h巡航での回転数が2500くらいで、このあたりは非常にスムーズ。それ以上になるとi-VTECHが効くのでけっこうパワフルです。ということはすなわち、100km/h巡航から踏み込んでも十分に加速していくということです。実際、140km/hで巡航してみましたが、驚くほどスムーズでパワフル。振動や息継ぎも感じません。このあたりはホンダ車の面目躍如といったところでしょうか。高回転までスムーズに回るエンジンはまさに小気味良いという言葉がピッタリです。

また、真四角なボディのクセに横風やトラック風にも意外に強く、120〜130だとかえってピタリと安定して走ってくれます。非常に小回りが効く(回転半径5.3m)ので忘れていたのですが、結構なロング・ホイルベースなので、それが効いている模様。15インチという小径のタイヤも格好以外はあまり気になりません。足回りがこのテの車にしては若干固めなのも良い感じです。i-VTECHが効いている範囲だとエンジン音もいい感じで、運転していて面白かったりします。格好に似合わず、ステップワゴンは意外に走りが面白い車だったりするのです。

気になる点は

やはりロードノイズ。タイヤがノーマルなのと、ミゾが減ってきているのが原因でしょうか。それでなくても、ボディの剛性不足というか、鉄板の薄さというか、そのへんがホンダ車の泣き所ですね。エンジン音は悪くくないんですが、ロードノイズは気になります。ま、その代わりに軽量なんですけど。なにしろウチのステップワゴンだと1500キロを切りますから。たった2000ccでもガンガン山道走れちゃったりするのです。


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