帰省に向けて

2002/1/6

四国へ

去年に続いて年末年始を四国で過ごしてきました。向こうから来ないので、仕方なくこちらから顔を出すしかありません。年に1回くらい孫の顔を見せてやらなきゃ、年寄りが元気を無くしてしまいますからね。

行きは29日の朝に大田原発〜昼前に東京。外環から環八を通って東名へ〜富士川で富士山を見ながら休憩〜夕方に名古屋の手前まで行き、ここで仮眠して名古屋&京都&大阪の渋滞時刻をやり過ごします。それから真夜中に再出発〜一気に大阪を抜け、明け方に岡山〜そして30日の昼前には松山に到着。
帰りは、松山〜神戸のフェリーを使ってみました。車&大人ひとり(娘は5歳なので無料)で2万5千円かかりますが、これで走行距離が半分になるのでプラス1万円程度(高速代+ガソリン代で通常1万ちょっと)の出費ならまあヨシでしょうか。

いずれも途中で車中またはフェリーで仮眠を取るのですが、実はどちらもちゃんとは寝られませんでした。車には2段ベッドをしつらえたのですが、やはりマットが柔らか過ぎたり、外の音がうるさかったり。もっとキチンと寝られる環境を整える必要がありますし、フェリーももう少しちゃんと寝られる部屋を取らないと、振動がスゴくて寝られたもんではありませんでした。ちなみにあややはどちらでもグースカ寝てましたが。。。

しかしよーく考えると、高速代が往復で約4万円、フェリー2万5千円、ガソリン代が約6万円。交通費だけで12万以上かかってます。でもって、どこにも寄らずに往復するだけなので体もシンドい。時間もかかる。よく考えると、こりゃああんまり良いことありませんねえ。 ホントは途中でイロイロと寄り道して遊びながら行くのが良いと思ってるのですが、そうすると向こうで過ごす時間が減ってしまうし。 まあ、まわりに気を使わずに移動できるのは気が楽なんですけどね。
ちなみに飛行機の通常料金だと東京〜松山は大人ひとり片道で3万近く(!)もします。かなり前から割引の効く予約をしないとこれは使えません。それに、出来れば福島空港から飛びたいところですが、今のところ福島〜松山の直行便はありません。来年からは家族が一人増えますし、これは何か策を考えないと。。。

リアヒーター&FFヒーター吹き出し口

というわけで、書き忘れていた去年末のちょこっと改造です。

まずはリアヒーター吹き出し口の改造。
長距離を走るとき、タートル号のリアベッドの下は収納庫になります。ところが、リアヒーターおよびFFヒーターの吹き出し口がこのベッドの下にあるため、ここに荷物を置くと暖気が部屋に入らない&荷物が熱くなってタイヘンなのです。お土産なんかえらいことになっちゃう。。。
というわけで、この吹き出し口に仕切りをつけることにしました。

内容は簡単です。木で作ったくの字型の板を2枚、前後の吹き出し口の前に置いただけ。でも、これで荷物は安全だし、暖気もちゃんと前後に導かれて車内を暖めてくれます。

シンク上TV台

タートル号はギャレーを切って低くしてしまい、コンロも取り払ってカセットコンロを使うようにしてあります。しかし、せっかくのシンクもなかなか使う機会がありませんし、その上のスペースは非常にもったいない。
そこで、ここにTV台をつけることにしました。シンクに手が入る程度の高さのTV台をイレクターで自作します。使用頻度を考えれば、これで十分でしょう。

2段ベッド板改造

2段ベッドの板が非常に邪魔だったのですが、よく考えたら、もう少し細くしてやれば良かったんですよね。80センチの板2枚を40センチの板4枚に切りました。これで収納も持ち運びもずいぶんラクになりました。

リア収納棚

高速道路での移動が主体となる帰省では、リアのトイレはあまり使いません。スペースがもったいないので、棚板を付けて収納庫にしてしまいます。棚板を2段にして、上段は2段ベッドと高さを揃えました。これで2段ベッドの延長としても使えます。

しかし、やはり正月の帰省ラッシュに巻き込まれたときのことを考えると、あの凄まじい渋滞の中でのサービスエリア入りは是非とも避けたい。それに、持っていく荷物を整理すると、カバン2つくらいで収まってしまいました。
というわけで、やっぱり上段の棚は取り外し、下段の棚板を外せばいつでもトイレを使える状態にしておくことにしました。ベッド下もありますので、これでも荷物は十分に乗ります。

上段の棚板とフレームは取り外してテーブルとしても使えるようにしました。下段も同じです。
行き当たりばったりの中途半端な改造でしたが、どうにでもなるのがイレクターを使ったDIYの良いところですね。

タートル号の限界

タートル号も2年半を過ぎました。イロイロと整備したおかげで機関および各機能は快調です。
毎日の通勤は快調ですし、1000キロ以上の栃木〜四国往復もオートクルーズで難なくこなします。お世辞にもパワーがあるとは言えませんが、必要十分な走行性能で、トラックのように右足がベタ踏みのために疲労するなんてことはありません。アライメントが合わないためちょっと横風に弱いのが難点ですが、これは専門業者に持ち込めば直ると思います。サブバッテリーも元気で、FFヒーターもテレビデオも1晩くらい問題なく動きます。コンプレッサーを交換したエアコンもビルシュタインのショックも快調です。スタッドレスはこの冬で3シーズンなので終わりでしょうが、ノーマルタイヤはまだまだ山があります。

でも、我が家にとっては、そろそろ使い勝手も限界に来ているように感じているのも事実です。
小回りが利かないのと燃費が悪いのが最大のネックです。カミさんの実家では2台分の駐車場を占領してしまいますし、通れない道も入れない駐車場もしょっちゅう。そのくせ、いつでもキャラバンに出られるほど積載能力もなく、快適な広さもありません。なにより我が夫婦は「枕が変わると寝られない」タイプらしいので、キャンピングカーはどうやら無用の長物ということのようです。トイレがあったり、ベッドがあったり、子供にはとても快適な空間なのですが。。。

というわけで、今年の夏、車検1年を残すあたりで誰かに譲り、次の車を探そうかと考えています。売値の予定は80万前後。年式によって価値がそれほど下がる車でもないので、次の車検までに気長に探そうと思います。といっても、こんなに改造しまくった車を誰が買ってくれるというのかが問題ですがね。

次はランクル80のような四駆か、ステップワゴンのような実用車か、グランドハイエースのバンコンか、悩んでいます。
ランクルのような「道を選ばない」車というのには憧れがありますが、実際にその機能を使うことはまずありません。それに、あのデカさはやはり邪魔だし、乗り降りが面倒かも。
ステップワゴンはどれが自分の車だか分からなくなりますね。グランドハイエースは値段が問題です。

悩ましい一年となりそうです。


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