久しぶりの連休です。愛車の前でパチリ。 あああ、それにしても人間と車のサイズが丁度よいバランスに見えるのはいったいどうしたことでしょう?これではもう日本車に乗れないじゃないですか。
さて今日は、前から気になっていたホイールアライメントの調整です。
以前からどうも直進性に問題があると感じています。それに、ハンドルがちょっと曲がっているのも気になります。
整備工場に何度かお願いしたのですが、なかなかやってもらえません。車を見ただけでしり込みされちゃうんですね。もちろん車用品の量販店でも同じ結果です。仕方ないので、今日は何とか自力でやってみることにしました。
で、今日の秘密兵器はこの3点セット。カンセキで買ってきた¥2,480の4t用ウマと、安物¥1,980の2t用オイルジャッキです。 こんな安物でも多少は作業がラクになるかな、と。
しかしうちのタートル号の車体重量は車検証上で3t。装備やら水やらオイルやらを入れれば、もちろんそれをゆうに超えているはずです。4t用ウマは大丈夫なんですが、ジャッキは自己責任ですね。でも、車戴のジャッキよりは作業性いいです。簡単です。下ろすときが一気なのでちょっと怖いですけど。
もうひとつはサービスマニュアル。アライメントについての解説が載っていました。
でも、調整方法はトーだけでした。それ以外は調整できないのかも。
調整はとにかくトライ&エラーの繰り返しです。
ホントはちゃんと測ってやるのですが、測る手段が無いんです。うまく測れないんです。 測量用のナイロン糸を使ってトーを測ってみたのですが、狂いはありませんでしたし。車が曲がっていくのは確かなので、調整しなきゃならないのは確かなのですが。
調整はこのリンクを回して行います。リンクを止めているネジがなかなか回らなくて、ナメそうになってタイヘンでした。キズが入ってしまうのはまあ仕方が無いんですけどね。
はじめの調整では、かえって曲がり方が酷くなってしまいました。 左右のリンク位置を同じに合わせたのですが、ダメだったようです。車自体がもう曲がってるのかな。でもまあ、このへんの部品構成はいい加減みたいだしな。
で、次は逆方向に調整。ところが今度は、ハンドルが今までと逆方向に大きく曲がってしまい、しかも車は前と同じ方向にかえって強く曲がっていってしまいます。いったいこれはどういうこと? リンクをいい加減に回しているのがよろしくないのかな。平気で一回転とか回してますもんね。だってそうしないとネジに手が入らないんだもん。で、いろいろと試行錯誤した結果、結局元のセッティングとほとんど同じ状態になってしまいました。直進安定性を確保するためにトーインに調整したかったのですが、なかなか難しいです。今回はとりあえず曲がっていたハンドルがまっすぐになっただけでもいいかな、ということにしました。
あ、そうか、この状態で両方をインにちょっとづつ調整すればいいんだな。明日は雨だから、来週やってみよう。しかし、こんないい加減な調整方法でいいんでしょうか?
それより気になるのは、左前タイヤの空気圧です。 こいつだけ他のタイヤより1KPaも圧が下がっているのです。これが曲がりの原因のひとつになっているのは間違いありません。タイヤがダメなのか、バルブに原因があるのか。もうすぐスタッドレスに交換ですので、そのときにバルブを点検してもらうことにしましょう。
さて、ここからは11/5の加筆です。
アライメントの調整はなかなかうまくいきません。車が左へ左へと走っていってしまいます。
ただ、若干当て舵気味なためか、挙動は非常に安定しています。前のようにワダチや風に振られてフラフラすることはありません。気のせいかもしれませんが、今の状態でトーが少し内側を向いているのかも。本当はちゃんと測りながら調整したほうが良いのはあたりまえなのですが、毎朝少しづつ調整しながら走っています。
ホントに少しづつ。やはり結構微妙な調整なんですね。あたりまえか。測定値にしてmm単位なのですから。
始めは右側を調整してみて、だいぶまっすぐ走るようになってきたところで、今度は左側を調整しはじめました。左右同時に動かしてしまうとどうもうまくいかないので、こういうやり方をするしかありません。が、曲がるときの車の挙動が安定しなかったり、なんとなくエンジンパワーがムダになっているように感じるところを見ると、まだまだ左右がバラバラになっているのかも。それでも今日あたりになって、やっと「あと少し」という感じになってきました。 夕方また少し調整してみたので、明日の通勤で挙動の確認です。うまくいけば今週中くらいには少なくとも元には戻るかも(涙)