そういえば、タートル号を買ってそろそろ1年経過しようとしているのですが、いまだにせっかく付いているサイドオーニングを使ったことがありませんでした。もったいないもったいない。 しかし、日本でオーニングを使えるところってなかなか無いんですよね。河原とか湖畔とか海辺とか、憧れのシチュエーションっていうのは山ほどあるんですけど。
っていうか、キャンプ場行けよってか？元々欲しくてつけたものではなく、たまたま付いていたこのサイドオーニング、キャンパーの間では欲しいものベスト３に入るほどの人気アイテムなのだそうです。確かに買うとけっこう高い（うちのと同じ型だと10万以上するようです）ですし、使うシチュエーションは限られますがあれば確かに便利ですし。
そんなわけで今回、はじめてサイドオーニングを使ってみました。
場所は猪苗代湖の西湖畔にある小石ヶ浜です。
ここは学生時代に発見してよく通っていた穴場とも言える小さな湖水浴場＆キャンプ場でして、私は個人的にキャンプ場としてのロケーションは最高の部類に入るのではないかと思っています。湖畔が砂地のキャンプ場になっていて、サイドオーニングを使うのにこれほど適したシチュエーションは無いでしょう。湖西にあってしかも湾になっているので、非常に穏やかで静かな湖面です。湖東を走る遊覧船の起こす波も届きません。 遠浅で、ちゃんと遊泳区域のブイもあり、小さな子供と一緒に安心して遊ぶことができます。 浜は全体的に小石が多いのですが、場所を選べば砂地のところもあって大丈夫。
コツは奥のほうに陣取ること。そうすれば前を車が横切ることもありません。
砂浜直結なので、ウインドサーフィンやカヌーを下ろすことができます。ただし、エンジン付きは駄目ね。隣にマリーナやRVリゾート猪苗代モビレージなどがあるので、そちらに行きましょう。基本的に湖水浴場にキャンプ場が併設されているというスタンスのようで、キャンプ場としての明確なサイト区切りなどはありません。東側は木立の中、西側は砂浜に自由に設営できます。もちろん水道、トイレ、更衣室もあります。
何より良いのは、湖畔に店があることですね。食堂もあって、簡単な食事も取れます。 自販機もあります。お手軽に泳いでキャンプして、というのには最高だと思います。
昔は無料だったのですが、今はオンシーズンには管理費がかかります。が、それもそう高くありませんし、宿泊しなければ無料のようです。 シーズンオフは無料のようですが、店は閉まってしまうようです。土日はさすがにちょっと混むのですが、平日ならガラガラ。私は夏休みを取って月曜に行ったのですが、10時到着でガラガラでした。昼頃に地元の人たちがやってきて賑わいましたが、ちょうど良い賑わいでした。
適当なところに設営です。
ハンドルをつけてカラカラと回すだけで、スルスルとタープ設置完了！これはラクチンですねえ。 ずっと使っていなかったのでさすがに汚れていますが、そんなことはお構いなし。 それより、意外に面積が広くて使えそうです。 これって何ｍだっけ？けっこう大きいのが付いてるんだよな。
横のステイがまっすぐにならないのはそういう仕様のようです。
あと、補助のパイプが2本付いているのですが、必要を感じなかったので付けませんでした。また、普通は足も地面に固定するようですが、しませんでした。風があるとステイごと持っていかれるという話をよく聞きますので、場合によってはちゃんとしないといけないようですが、この日は大丈夫でした。
行った日の天気も最高。晴天、そよ風、スッキリ約30度、湿度低し。
ビニールシートをひいて、3000円で買ったイス一体型テーブルを設置。ドアは開け放って車は更衣室＆炊事室にしてしまいます。キャンプ用のイスを忘れたのが痛いですが、どちらかというとコットが欲しいですね。こういうシチュエーションでは、座るより寝転がりたくなります。
何も用意していなかったので、車に標準装備してあった（？）カップラーメン家族で仲良くをすすりました。
キャンピングカーでオーニング広げて、2980円のテーブルとイスに座ってカップラーメンを食べているなんて、何だかアンバランスで楽しかったっす。今度は是非バーベキューの準備でもしてきましょう。
