スプリットファイアー装着!

11/27/1999

プラグチェックしよう

前からやりたかったプラグのチェックです。
だって、なにしろうちのタートル号は、恐らく新車から一度もプラグ交換していませんもんね。
スプリットファイアーを輸入してあったものの、プラグの脱着がかなりタイヘンそうだったので、先送りにしていたのです。しかし、 このところのアクセルが重ったるい感じを何とか解消したいということで、思い切って挑戦することにしました。

まずはエンジンフードを開けます。 もうすっかり手慣れたモンです。
でも、こうしてみるとやっぱり、ボンネットからメンテ出来た方が便利ですねえ。

フードを外に出してひっくり返してみました。 断熱材がしっかり張り付けられてあります。
プラスティック製で意外にチャチいので、防音や断熱に問題が残ります。

手が入らん!

前に諦めたのは、奥のプラグに手が入らないからです。

右側はエアを排出するパイプがかかっていて、これが断熱用のパネルで押さえられているため、プラグを抜くことが出来ません。もちろんプラグレンチも入りません。
パネルはビスで固定されており、けっこう頑丈で、無理矢理ひん曲げて、というわけにはいかないようです。

左側はパネルがピッタリとプラグを塞いでいます。とても手は入りません。
何はともあれ、このパネルを外す、または弛めることから始めねばなりません。

車の下に潜ってパネルを固定しているビスの位置を確認すると。。。
どうやら上から打たれているようです。下からだととても手が届かないと思っていたのですが、これはラッキー。まあ、メンテのことを考えたら当然なんでしょうがね。

カーペットを剥がしてみると、インチのボルトが見えました。その横には小さなネジがたくさん。
どうもカーペットが剥がし難いと思ったら、ビスで止めてあったんですねえ。もっと早く言ってくれい。
ま、どうせビス外すよりひっぺがしたほうが早いけど。

パネルを止めてあるビスを1つだけ外し、もう1本を弛めます。でないとパネルが落っこっちゃいますからね。落ちたらまたはめるのがタイヘンです。

右側のパイプを外します。 よく見ると、このパイプはどこに繋がっているわけでもないんですね。
いったい何のパイプなんだろう?

最も難しいところから始めます。1つでも無理なところがあるといけませんから。
一番奥にプラグレンチを当て、回してみますが、ビクともしません。 恐る恐る怪力を発揮してみますと、やっとこさ回りました。力を入れるのはかまわんのですが、それで工具を壊したり、ナットをナメちゃったり、ということをよくやるので。。。慎重に慎重を重ねて、という感じです。

プラグレンチは国産と同じものでいけました。大きい方のサイズです。
これは世界共通なのでしょうかね。

ヘンな焼け方?

さて、外したプラグを見てみると。。。 ヘンな焼け方?をしてます。
芯は黒くて、アームんとこは真っ白の粉のようなものが付いてます。 でも、発火部分は綺麗なんですね。
こりゃあ典型的な経年劣化という感じでしょうか。
ネジ部分はサビてしまって、型式番号やメーカー名が判別できないものもあります。

さてさて、スプリットファイアーの登場です。
今回はプラグコードも同時に交換することにしました。

新品のプラグと使っていたプラグです。 違いは一目瞭然ですね。
ちなみにMoparではなくCHAMPIONのプラグが入っていました。 ということは、一回くらい交換したことがあるのかな?

しかし、実は熱価の指定をせずに購入したので、合っているかどうか心配なのです。
見た感じそう違いは無いように見えますが。。。

プラグは手で締まる程度にギュっと締めておきました。 締め付けトルクなんて知らないもんね。
でもまあ、なんとかなるでしょう。

プラグコード

一度プラグのみを交換し、エンジンをかけてみます。 無事にかかることを確認した後、プラグコードを1本づつ交換していきます。異常があった場合に原因箇所を特定しやすくするためです。
デスビの位置を間違えないように、長さも3種類くらいありますので、1本づつ慎重に交換しましょう。
間違えるとえらいことになります。念のために位置をメモっておきました。

新しいプラグコードはキャップ部分が大きくて固いのですが、曲がらないことはないようです。
狭いところは無理矢理曲げて納めました。 接触不良が無いように気を付けましょう。

使っていたプラグコードは、若干固くはなっているものの、それほど劣化していません。
これなら予備になりますので、取っておくことにします。
しかしホコリで真っ黒です。

見た目が何だか鮮やかになりましたね。
でも、エンジンそのものをちと掃除したほうが良さそうです。
とりあえずエアクリーナーボックスくらいは掃除しておきました。

インプレッション

さて、スプリットファイアーの威力は。。。?
。。。変わらん(笑)

いや、始動性は良くなりました。寒いですが、セルが回る回数が減りましたもん。
もちろん、新品に換えたことで低速の息つきや上までスムーズに回るようになった、という違いもちゃんと感じられます。
でも、走りの感覚にあまり違いはありません。
快適にはなったのですが、期待していた「劇的に!」というほどの効果は得られませんでした。
うーむ、バイクではすごく感じられたのになあ。

あとは燃費などで良い結果が得られれば良いのですが。。。
やっぱりATFとか、他の部分の問題が大きいのかなあ。。。?
思い切ってATFを換えてみようか。。。

ま、とにかく、これで気持ちよくエンジンを回してやれるようにはなりました。
気分だけでも違うというもんです。

 


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