ツーリング仕様>箱付け

9/12/1999

ツーリング仕様とは

バイク歴、ツーリング歴が長くなると、ツーリングライダーはタイプ別にイロイロな方向へ分岐していくようです。

出来るだけ楽に行きましょタイプ

バニアケースなどのハードケースを使うようになる。
その方が荷物積むのも出すのも圧倒的に楽だから。
ちなみにバイクはBMWや大排気量車、スクーターなどになることが多い。

チープに遊びましょタイプ

そのへんにあるものを組み合わせて使い込み、自分なりのカタチにしてしまう。
使い込まれた道具類はキタナらしいが便利だったり。
バイクは手入れされた古いバイク(しかも無名の)やオフ車が多い。

金にモノを言わせましょタイプ

荷物は出来るだけ積まず、最低限の荷物とサイフだけで出かけてしまう。
キャンプはせず、最低でもライダーハウスやYH、旅館を使用。
バイクは旧車やアメリカン、新車の大型が多いよう

私は格好に拘りませんし、宿泊することもあまりありません。
そこで、Raidを「日帰りツーリング」に特化した仕様にしてみようと思いました。

箱を付けよう!

日帰りツーリングとはいえ、最低限必要な荷物というものはあります。
オフ車で林道を走りますので、相応の装備も必要になるでしょう。
それに、あまり重装備して重くなるのは避けたいところです。

そこで、小さな箱を付けることにしました。
雨や風などにあっても大丈夫なように、防水のほうがいいですね。
この際、格好はどーでもいいや。

で、ホームセンターで780円で買ってきました。
最低限の装備を詰め込み、お土産くらいを入れて走れる程度の大きさです。

これ以上大きくなると、キャリアに固定しにくくなります。
また、 これ以上高くなると、荷物は沢山入りますが、乗り降りが面倒になります。
それでなくても車高の高いオフ車ですしね。
現に最初はRVボックスの30リットルのものを買ってきたのですが、やめました。

これをこのような金具でキャリアに固定します。
オン車なら取り外しを考えてベルト固定にでもするのでしょうが、面倒なので考えません。

振動でカタカタと音が出たりするのがイヤなので、ウレタンのマットも買ってきました。
これをキャリアとの間に張り付け、振動を防ぎます。
もう一枚同じ物を箱の中に敷き、荷物のカタカタ音を防ぐことにしました。

今回の秘密兵器

金具を通す穴を開けるために、ドリルを買ってきました。

実は、最初は右にある手動のドリルを買ったのです。
というのも、左にある安いドリル(2,980円です)が売り切れだったから。
ところが、後からまたホームセンターに行ったら、店内改装していて、新しく在庫が入っているじゃありませんか。
仕方ないので買ってきました。

2,980円とはいえ、ちゃんと充電式で、5段階クラッチ、正逆両方に使え、速度も2段階に切り替えられ、と、性能は立派なもんです。
家を建てるのでもなければ十分でしょう。

箱に穴を開け、金具を通してキャリアに固定します。
キャリアの一番太いところに合う金具が無かったため、内側で固定することになりました。
まあ大丈夫だと思うのですが。

チープなバニア完成(^^)/

さあ、完成です。
ポジションの自由度を損なわないように、後ろの方に付けたのが正解でした。

小さな箱ですが、これまでのキャリア+後部座面とほぼ同じ程度の面積があります。
蓋をすれば上は平らですし、蓋の縁はちゃんと引っかけるところがありますから、ここにネットをかけて新たなキャリア面として使うことも出来ます。

中にはウレタンの余りを敷き、工具などが暴れても音がしないようにしました。
とりあえずパンク修理剤、工具、カッパを詰め込んでおきます。

幅も無い箱ですので、キャリアの内側に入ってしまっています。
もう少し大きな箱があれば良かったのですが。

みっともない?
気にしない(笑) 便利なのが一番です。
これが林道で耐えられるかどうか。 来週にでも実験してみましょう。

あと、蓋と箱の間にもウレタンのシートを張ったほうがいいかも。
雨水などがハネたとき、進入するでしょうからね。
それに、出来れば鍵や蝶番などを付けて、振動対策をしたほうがいいかもしれません。
セキュリティのために、鍵も付けたいところです。


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