財形貯蓄はピッタリ２週間でおろすことができました。
車庫証明は５日ほどで出たようです。
半日休暇をとってこれらを用意し、こちらの全ての準備が完了しました。あとは車検と整備が終わるのを待つだけです。
車を名義変更するときに問題となるのは、任意保険です。
個人売買をするとき、車を引き取る側は、名義変更をしてその車に保険を掛け替えるまで、他人名義の無保険の車（もしくは他人の保険で）に乗ることになります。しかし、現在の車検証を保険会社にFAXして名義変更の旨を伝えると、このへんをちゃんとやってくれます。
私の場合は５ナンバーの保険SAPから8ナンバーのPAP+車両保険に掛け替えるため、月割りの保険料を１月ぶんだけ２重に支払う必要がありましたが（一旦解約して契約し直すため。等級は引き継がれます）、それだけでキチンと相手の名義の車に保険を移すことが出来ます。
名義変更が終わったら、新しい車検証をまた保険会社に送って、また登録車両の変更をしてもらいます。これで完璧。強いて言えば名義変更をしてナンバーが変わってから車検証をFAXするまでの間が無保険になりますが、これはちゃんとやってくれるのでしょう、きっと。
いずれにせよ、慣れない車を運転するわけですし、安心を金で買えるなら買っておきましょう。
さあ、いよいよ納車です。
前日に愛月堂に寄って「那須野ぽてと」の詰め合わせを２つ買っておきました。
オーナーとRVランドの社長向けです。多少イイ顔しておけば、先々世話にもなりやすいかな、と。オーナーはいかにも頭脳労働者、という雰囲気の方でした。
なんとジャガーで登場。金持ちなんだなあ。ダッジを北海道に置きっぱなしにしてるくらいだもんなあ。書類とお金を交換して、車の説明を受け、キーを受け取ります。
残っていたオーナーの荷物をジャガーに移し、全ての取引が完了。挨拶をして帰路につきます。
途中で車内にサングラスを忘れたオーナーが追いかけてきたり、燃料を満タン（100リットル！）にしたりして、国道294号線をひた走ります。
最初は別に絶好調だったのです。
ところが、294号線に入ったときにまず異常に気づきました。まず、まっすぐ走りません。手を離すと右へ行こうとしてしまいます。
アメ車特有のふわふわとしたハンドリングのせいか？トレッドがわだちと合わなくておかしくなってるのか？横風がすごく吹いているのか？原因はわかりません。次に、ちょっと強くブレーキをかけると、いきなりハンドルが左に取られます。
「うおっ！」
右へ行こうとする車を押さえようと当て舵を当てながら走っていますから、ここでいきなり左へハンドルを取られるとパニックです。もう、あっちへフラフラ、こっちへフラフラ。見ていられないほどだったのではないでしょうか。それでも「こんなもんか。。。」と思いながらしばらく走っていると、いきなり車がガタガタガタ。。。。と振動しはじめます。
「なんじゃこりゃ！？」
最初は80km/hくらいになると振動を始めるような気がしたので、モンローウォーク（トレッドとわだちの幅が合わなくて周期的に左右に揺れながら走る現象）かな？と思ったのですが、どうやら違うようです。しかも、このときにアクセルを踏んでも、ちっとも加速してくれません。
ずもももも。。。。と音がしてガタガタガタ。。。。と凄まじい振動がして。
アメ車のパワーは？V8の威力は？
「おいおい、ホントかよー！？」
イヤな予感がアタマをよぎります。本人はもう泣きそう。しかし、車検を受けたばかり、整備をしたばかりのはずなのです。
事故歴があるような話も聞いてませんし。。。
ところが、294号線から4号線に入った途端に状況が一変します。
なんと先ほどまでの不調がウソのように絶好調に。さきほどのイヤな振動もありません。ちゃんと加速してくれます。
確かに路面の雰囲気もちょっとだけ違うといえば違います。4号線の方が綺麗です。 が、それほど差があるとも思えません。横風もそうです。
変えたと言えば、アクセルの踏み方をちょっとだけゆっくりにしました。ガバっと踏まずにゆっくり踏み込むように。回転に連れて踏み込むように。
そうすると、何事もなくスムーズに加速していきます。 それが良かったのかな？家に帰り着いて、家族を連れて買い物に行きます。
調子の悪さを覚悟してもらおうと思ったのですが、ここでもウソのように絶好調に。
「静かで、広くて、いいじゃない」だって。
さっきのはいったい何だったんだ！？デフ、ミッション関係に問題がある？
タイヤが緩んでる？振動の雰囲気としては、シャフトが曲がってしまったような、ホイルが緩んでいるような、ミッションがうまく機能していないような、そんな雰囲気でした。
明日にでもさっそくジャッキで上げて、まずはホイルを点検しようと思います。
