タウンエースの足まわりをオーバーホールしました。
といっても、ショックやブッシュ類を交換し、アライメントの調整をしてもらっただけですが。
でも、ショックを交換する=新車の乗り心地が復活する、ということなので、これは大きな整備ですね。ブッシュ類も交換して、ますます新車に近くなりました。
8万7千キロを超えたところですが、これでまたしばらくは元気に走ってくれそうです。
まず、明らかにピッチングが減っています。
キャブオーバーの車なので、前輪への負担が大きく、路面の凹凸で車体前後が細かく上下するのですが、これが減りました。
これによって、ブレーキング時の安定度が格段に増すはずです。また、コーナーでのロールが減ります。
明らかに進入速度やコーナリング中の安定度に恩恵があります。乗り心地はさほど変化があるようには感じません。
それでも、ゴツゴツとした感じが減り、ゆらゆらとした揺れもなくなりました。それから、副産物としてでしょうが、リア下がりの感じがなくなりました。
多少精悍になったような雰囲気です。
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手放し運転が出来ないほどアライメントが狂っていたのですが、これも直りました。
明らかに挙動が安定しています。もっと早く直せばよかった。
でも、まだわずかながら左に行ってしまいます。 これはもう調整範囲外だそうです。
9万キロ走行の車体の劣化を考えると、致し方のないことでしょうか。アライメント測定データ
左 右 フロント キャンバー(度) -0.0 -0.6 左右差(度) 0.6 キャスター トウ(mm) -4.3 1.5 トータル・トウ(mm) -2.8 セットバック(度) -0.06 S.A.I 包括角度 リア キャンバー(度) -0.1 0.0 トウ(mm) 0.9 -0.8 トータル・トウ(mm) 0.1 スラスト角度(度) 0.07
診断/整備データ
測定データ (マイナス) 基準値 (プラス) フロント左 キャンバー -0.3 -0.33 0.17 0.67 キャスター 3.1 2.33 2.83 3.33 トウ 0.2 -0.50 0.00 0.50 S.A.I 12.3 包括角度 12.0 フロント右 キャンバー -0.1 -0.33 0.17 0.67 キャスター 3.2 2.33 2.83 3.33 トウ 0.3 -0.50 0.00 0.50 S.A.I 11.8 包括角度 11.7 フロント キャンバー左右差 -0.3 -0.50 0.00 0.50 キャスター左右差 -0.1 -0.50 0.00 0.50 トータル・トウ 0.5 -1.00 0.00 1.00 セットバック 0.10 リア左 キャンバー -0.1 0.50 0.00 0.50 トウ 1.0 -0.50 0.00 0.50 リア右 キャンバー -0.0 0.50 0.00 0.50 トウ -0.7 0.50 0.00 0.50 リア トータル・トウ 0.3 -1.00 0.00 1.00 スラスト角度 0.07 これらのデータをどのように見るのかがよくわからないのですが、車体の歪みを考慮しながら基準値内に入るように調整するんでしょうね、きっと。
栃木トヨペットで作業してもらいました。
フロント・ショック・アブソーバASSY(RH) ¥5,100
フロント・ショック・アブソーバ ¥5,100
フロント工賃 ¥4,400
リア・ショック・アブソーバASSY(RH) ¥5,100
リア・ショック・アブソーバ ¥5,100
リア工賃 ¥9,600
アライメント調整 ¥12,600合計 ¥49,350
10万くらい覚悟していたのですが、意外に安く済みました。
純正だとそんなにかからないんですね。