ブーツ拡がった(^^)/

4/17/1999

ミンクオイル

ガエルネのEDプロは、水をつけながら治具を使って拡張加工中であります。

しかし先日、 「バイクと革製品は磨くためにある」と思っているフシのあるSR系の後輩ちゅーたろう(web閉じちゃったそうです)にブーツ屋さんについて訪ねていたところ、
「んー、革って水つけると縮むんじゃないでしょか。。。?」
「ミンクオイルべったり塗って履いてりゃ、たいていの革靴は一発で足にフィットするんすけどねー」
というアドバイスをいただきました。

なるほど、オイルかー。
そういえば前にレザー・クラフトをやっていた頃、なめし革に水をつけて模様をつけていましたよ、確かに。で、乾くと固くなって模様がちゃんと残るんですね。
革にオイルはメンテナンスの基本でしたねえ。忘れてました。

というわけで買ってきました、ミンクオイル。

懐かしいパッケージは、小学生の頃グローブに塗っていたときそのままのようです。
靴もグローブも同じなんですね。

本当はガエルネの防水加工兼用のメンテナンスオイルがあるのですが、今回はとりあえずこれで行くことにします。
いずれスペアのバックルと一緒に注文しようとは思いますが。

果てさて、ミンクオイルを塗ると革というのは表情を一変させます。

左が塗る前、右が塗った後です。
それはもう、一目瞭然。うーん。

そしてそして、革にしなやかさが出てきました。もちろんそれが目的なのですが。
固い皮を無理矢理に整形するのではなく、柔らかくしてやるのが先決だったのですね。

治具

ついでに治具も作り直しました。
今度はテーブルのゴム足の部分だけを買ってきて、これを革に当たる部分に仕込みます。
でないと、ネジの形に跡がついちゃいますからね。

そして、もう一方はより表面積の大きな金具をつけました。

土踏まずに当たる部分は革の面積が広いので、あまり小さな突起で広げようとすると一部分だけ拡がってしまったり、ヘタをすると破けてしまう恐れがあったからです。

しかし、残念ながらこれは企画倒れに終わりました。
治具のセットの自由度がなくなってしまうからです。
とりあえず、長いネジを取り付け、厚手の布を当てて使うことにします。

また、靴屋にあった保存用の治具も買ってきたのですが、これも役立たずでした。

あまりにもパワーが足りなかったのです。
どちらかというと革靴用ですね、これは。

やった!できた!。。。と思ったら

。。。という改造をしたのが先日の話。
さてさて、どんなもんでしょうか。。。。

おお!拡がってる!
痛かったところに当たらなくなってるぞ!
おそらく合計でも1センチほど広がったに過ぎないのに、その効果は抜群でした。

この写真で分かるでしょうか?
右足の小指の付け根部分、甲の横部分が広くなっているのです。
土踏まず部分の方が革の面積が広いので、どちらかというとそっちが伸びたようですが、それでも全体的に幅が広がっているので、圧倒的に楽になりました。
これならイケる!

さっそく装着して、いつもの工事現場に行って来ました。
しかし。。。

加工した右足はOKです。
甲がちょっとキツめですが、これはまた広げましょう。
あと、やはり足首がキツめです。買ったときに気になっていた部分なんですが、小指の付け根の痛みが先行していたので忘れてましたね。

そして。。。なんと、左足も痛いことが判明しました。
スタンディングを続けていると靴の真ん中が広げられて、やはり左足の小指の付け根が当たるんです。やっぱりここの部分はどちらにしても当たるんですね。
というわけで、左足の加工もすることになりました。

下半身のオフ仕様

上半身はまだプロテクタを買ってないんですが、下半身はこんな感じです。

モトパンはサイズが無いので、ジーンズです。
そのうちもっと丈夫な生地のパンツを探そうと思っています。が、とりあえずはこれでいいかな。
でも、このジーンズ高いんで(^^;、別のにしようかな。

膝の部分には中にローラーブレード用のパッドが仕込んであります。だからちょっとボコっとしてるのね。
不格好でも気にしない気にしない。
それに、 このくらいならツーリングにも出られるでしょう。

でも、全体的にちょっと窮屈です。
もうちょっと楽になるといいんですが。。。


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