ワゴン車選びの基準 12/22/1998



キャンピングカーが欲しいと思うようになってから、もう2年以上が経過します。
そのせいか、最近特に欲しい欲しい病が爆発しています(笑)
最近うちの車調子がどうも思わしくないのも原因のひとつですが、もういい加減飽きちゃったというのも大きいですね〜(^^; 何しろ、運転していて面白くも何とも無い車ですから(笑)
8万4千キロを超えて、よくもまあそんな車を選んだもんだ、よくまあここまで我慢したもんだ。
と、我ながら後悔かつ感心しています(笑)

そんなあたしのの車選びは、どのようにしましょうねー?(^^)
今回は、ワゴン車を買うときの基準についての話です。


私の当時の車選びの基準は、

当時は、V-MAXに乗り続けるつもりでしたからねー。車なんて屋根さえ付いていて走りさえすれば何でもよかったのです。
しかし、いざ結婚すると、結局はバイクの方が維持できなくなってしまいました(^^;
妊娠したカミさんをバイクで運ぶわけにはいきませんからねー。

平成6年のことだったのですが、当時はミニバンというジャンルはまだ確立していませんでした。
デリカ・スペースギアがやっと出たばかりで、高価でとても買えるもんじゃなかったのです。
とりあえずは中古車店を巡る毎日です。

まず検討したのは、平成元年型くらいのライトエースやバネットなど。
安いのはいいけど、ちょっと古過ぎる。おまけにタバコ臭くてイヤだった。(自分も吸ってたのに)
次はエスティマ。親エスティマの方。が、値段が高かった。230万だっけか。あと、が低過ぎて窮屈だった。
次がボンゴのワウー。新古車で210万、ピカピカだった。
しかし、あまりにも作りがチャチかった。あと、エンジンの評判が良くない。
それと、運転席に座ったときに狭く感じたんですな。右腕がドアに干渉しちゃって。
次がセレナのフルタイム4WD。実は、これにしておけばよかったとちょっと後悔している。178万と手頃だったし。
少なくともミニバンだから、乗り降りが楽なのよ。当時はそれに気づかなかった。
中が狭いのが気になって保留していたのだが、そのうち売れてしまった。

ハイエースじゃ大き過ぎるし、第一高いし。
結局、水戸のディーラー系中古車店にあった現在のタウンエースが、一番しっくりきたのです。



そんなうちの車ですが、走行距離も8万4千キロを越え、もうすっかり体に馴染んでいます。
そこで、ワゴン車に乗っていて現在までに思ったこと、次の車を選ぶにあたっての条件などを、色々と列挙してみましょう。

やっぱり広いほうがいい
まず総合的な感想として、車を選ぶならやっぱりワゴンがいいです。
絶対的に中が広いというのは大きなアドバンテージになるのです。特にうちには小さな子供がいますからね。
オムツを代えたり、ジイちゃんバアちゃんを運んだり、大量の荷物を積んで帰省したり、広ければ色々と用途が多いのです。

視点は高い方がいい
視点が高いと、長距離でも疲れにくくなります。また、見晴らしが良いと精神衛生上よろしいようです。
ただ、自分が偉くなったと勘違いする人も多くなるようですが(笑)

ウォークスルーは欲しい
ワゴンは中で自由に動くことが出来ます。そうすると、やはり後席と移動したり、スライドドアから出入りしたりしたくなります。
同時に、室内高も欲しくなります。あたし180cmあるもんで(^^;

エアコンはオートがいい
質の良いオートエアコンなら、そのほうが楽です。マニュアルだと、冷え過ぎちゃったりしますからね。

パワーウィンドウは便利
一人でいるときも空気の流れを調整したりするのが簡単ですから、あったほうがいいです。

リモコンドアロックは便利
買い物などで荷物をいっぱい持っているときに重宝します。絶対にあったほうがいいです。

スライドドアにはクローズアシスト
スライドドアは重くなります。老人や子供には大変なのですよ。
クローズアシストは是非欲しい装備です。

サンルーフは一長一短
暑くてどうしようもないとき、天井を開けると熱気が抜けてくれます。それ以外の使い方はしてません(^^;
上が重くなるので、実は無いほうがいいかもしれません。

4WDは安心感を買う
雪の裏道へ入っていける安心感があります。直結なら「スタックしない」という安心感を得られます。
が、気が短い人でなければ、広い道路をみんなと一緒によたよたと走れば、さほど必要ありません。
ちなみにあたしは、5年間で4〜5回しか4WDを使ったことがありません(笑)

フルフラットシートは不要
日本のワゴン車市場も、フルフラットが売り物である間はまだ成熟していないと言えるのかもしれません。
車の中で寝るつもりなら、キャンパーにしないと駄目です。よほど平らじゃないと、ベッドとしては使いものになりません。
だったら、イスが外れるほうがいいです。
それよりむしろ、移動中に乗り心地のよいシートの方が重要です。背が高くてロールしますからね。

ディーゼルよりガソリン
燃費を求めてディーゼルにするのは、ハッキリ「間違い」と断言します。
車体の値段との差額、静粛性、動力性能のトレードオフで、絶対にガソリンです。
軽油って高いんですよ。知ってました?うちが使ってるプログなんて、リッターあたり80円もします(T.T)

絶対AT
もうマニュアルには戻れません(^^;
ここで妥協すると、出かけたときに渋滞で後悔することになります。

パワーは必要。だが。。。
車体が重いですから、エンジンパワーは通常の乗用車よりむしろ必要です。
でも、実際は非力なエンジンでもけっこう走っちゃうもんで、感覚的に許せるならば、非力なエンジンでも大丈夫なものです。
あたしはかったるいのが許せない性格なので、パワーを求めますがね(笑)

サイズは慣れる
グランビアに試乗しましたが、視点が高い車だと、幅に対する感覚は掴みやすくなるようです。
180cmくらいまでは、日本でも十分実用的だと思います。

ミニバンは乗り降りが楽
フロントのタイヤがドアの前にありますので、乗り降りが楽です。
乗り降りというのは、車を乗るときに必ず通る道ですから、すごく重要なのですよ。実は。

トレッドホイルベースは重要
背が高いので、トレッドが狭いとロールが激しくなり、車酔いし易くなります。
また、ホイルベースが短いとピッチングが酷くなり、やはり乗り心地が悪くなります。
これは運転手も同様で、特に長距離で影響が出ます。
となると、必然的にミニバンになるのです。

ロールや乗り心地はショックで解消できる
ミニバン流行ってますから、色々とパーツが出ています。
ショックはワゴン系では重要なパーツで、これひとつで乗り心地をかなり改善することが出来ます。
調べてみる価値は多いにあります。


こうしてみると、ワゴンならではの文句も多いですが、それさえ気をつければ、けっこう快適なワゴンライフを送れそうです。
ポイントは、やはりである以上、であることを犠牲にしないようにすること、ですな。
つまり、止まっているときの居住性なんかより走ることの方が大切だ!というわけなのでした(^^)

だって、車がかったるいと、出かけるのが億劫になるんだもん。
やっぱり運転していて楽しいか、か、どちらかがいいですね。
これは大切なポイントだと思います。