ぱら研

2009/02/14() ツリーランディング講習

●ツリーラン講習で教わった基本的な手順をまとめておきます。
これはハーネスごと降りてくる方式で、2009年2月現在のJPAで基本技術として教わったものです。

基本的には、自己確保して本部に連絡をしたら回収を待つのがセオリーです。以下はどうしても自分で降りざるを得ない(クロカンに出た場合など)状況で、自分で降りる練習です。

●モデルは大会前に慌てて受講しに来たトモモ。

(1)ツリーランディングした状態
体のそばに木があることを想定した状態です。


(2)自己確保
何はともあれ、落ちないように自己確保します。
自己確保出来たら、本部に無線連絡。


(3)準備
トモモの場合は短いY字シュリンゲ(半谷さんプレゼントらしい)で体の支点を作ります。これで体が傾かずに真っ直ぐ降りてくることが出来ます。
この時点でアクセルワイヤーを忘れずに外しておきます。


(4)足場をつくる
シュリンゲで足場をつくります


(5)ロープの準備
ロープの片方を落とさないように固定し、もう片方を木の下にするすると絡まないように降ろしていきます。このとき、コンテナをロープの片方に結んで降ろしておくと良いです。




(7)ロープの支点をつくる
足場に乗って、出来るだけ高いところにシュリンゲでロープの支点を作ります。
ロープをカラビナで支点に接続します。




(8)エイトカンの準備
エイトカンをロープに取りつけます。でも、落としやすいので、エイトカンはあらかじめロープにセットしておくと良いです。
エイトカンをカラビナでハーネスに付けたY字シュリンゲに接続します。




(9)ライザーを外す
足場を使って伸びあがり、ライザーを外します。これがけっこう大変!


(10)ロープの確認
ライザーが外れたら、自己確保を外す前に、必ずロープに加重してテンションを確認します。


(11)自己確保を外す
片手はロープを持ったまま、もう片方の手で自己確保を外します。


(12)降りる
ロープを徐々に緩めて降ります。エイトカンを通したロープは、片方を下にする方法と、この写真のように両方を上で持ってしまう方法があります。


(13)着地
ハーネスがある場合は、怪我をしないようにお尻から着地するのが良いそうです。
お疲れ様でした!


●ちなみに私の場合は、スワミベルトで体だけ降りる方式を取ろうと思っています。ハーネスの重装備ごとライザーを外したりあれこれ出来ないため。
Zさんのように道具が何も必要無い人もいます(笑)
IMG_0728.jpg0628_090.jpg981108-103055.jpgP1261740.jpg2008-12-25No(002).jpg2008-12-27No(001).jpg2008-12-25No(001).jpgnolimit_gray.jpg