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〜植野真知子と仲間たち〜

ソレイユ・ルヴァン

2012年11月15日(木)19:00開演 18:30開場
 
出演 植野真知子(音楽監督 & バロック・オーボエ)
ジャック=アントワーヌ・ブレッシュ(フルート・トラヴェルソ、リコーダー)
西谷尚己(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
大塚直哉(チェンバロ)

 
曲目

B.ガルッピ:トリオソナタ(フルート・オーボエ・通奏低音)
J.モレル:トリオによるシャコンヌ(フルート・ガンバ・通奏低音)
J.S.バッハ:チェンバロソロ曲


 
日時 2012年11月15日(木)19:00開演 18:30開場
会場 ノワ・アコルデ音楽アートサロン
料金 一般¥4,500 大学生以下¥2,000
チケット申し込み 完売しました。
主催・後援等 [主催] ノワ・アコルデ音楽アートサロン 
お問い合わせ ノワ・アコルデ事務所(TEL:06-6862-8855 FAX:06-6868-0595)
     
    
出演者プロフィール
植野真知子 Machiko UENO (音楽監督 & バロック・オーボエ)


photo/mika inoue

大阪府茨木市出身。京都市立堀川高校音楽科(現京都市立堀川音楽高校)を経て桐朋学園大学音楽学部首席卒業。在学中に第51回日本音楽コンクール管楽器部門第3位入賞。桐朋学園オーケストラとR.シュトラウスの協奏曲を共演するなど、在学中よりソリストとしての演奏活動を行うと同時に、現代音楽の作曲家とも広く交わり、多くの新曲の初演を依頼されるなど、多方面で活躍。また、中学時代より興味を深めた演劇の分野でも、高校、大学時代にミュージカル、ストレートプレイなどの舞台経験を積むなどし、音楽の分野にとどまらない「舞台芸術」への造詣を深める。大学研究科をバロック・オーボエ専攻で修了。同時にチェンバロも履修。その年、第1回山梨古楽コンクール第3位入賞。

1989年の渡仏直後より、フランスの主要なバロック・オーケストラ「ラ・グランド・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ」(J-C.マルゴワール指揮)、「レ・ミュージシャン・デュ・ルーヴル」(M.ミンコフスキー指揮)、「ル・コンセール・スピリチュエル」(H.ニケ指揮)て演奏活動を開始。パリ高等音楽院にてM.アンリに師事し、ソリスト・ディプロマを得て卒業した。1992年より「レザール・フロリッサン」(W.クリスティ指揮)のオーボエ奏者としてフランスを拠点に演奏活動を行っている。パリ・オペラ座、オペラコミック座、シャトレ劇場、シャンゼリゼ劇場をはじめとするフランス各地の歌劇場、またエクサンプロヴァンス、ウィーン、ザルツブルグ、エジンバラなど各地の音楽祭に定期的に出演。ニューヨーク公演にも毎年のように参加している。ラモー作曲のオペラ『優雅なインドの国々』『イポリトとアリシ』『レ・ボレアード』『レ・パラダン』、リュリ作曲『アルミード』『アルチェステ』『アティス』、ヘンデル作曲『アルチーナ』『オルランド』『ヘラクレス』『セメレ』などなど、数多くのオペラ上演で演奏。世界的歌手(C.バルトリ、N.デュセイ、A-S.v.オッター、Ph.ジャルスキーら)との共演も多い。また、英仏共同制作であるパーセルの『妖精の女王』や、仏国立コメディー・フランセーズ座との共同制作で行われたモリエール劇『恋は医者』『シシリー人』にも出演するなど、バロック時代の舞台芸術作品の上演に数多くたずさわっており、CDやDVDへの参加も多数。1996年に自らが音楽監督として「アンサンブル・デュ・ソレイユ(現「ソレイユ・ルヴァン~植野真知子と仲間たち~」)」を旗揚げし、全国各地で独創的なプロジェクトを展開中。近年は若手育成にも力を注いでいる。日本におけるフランス・バロック音楽演奏の第一人者。パリ在住。
ジャック=アントワーヌ・ブレッシュ Jacques-Antoine BRESCH (フルート・トラヴェルソ、リコーダー)
フランス・ストラスブール出身。ストラスブール音楽院にてリコーダー、フルート・トラヴェルソ、室内楽のディプロマを修得後、パリ・エリック・サティ音楽院にて二種の楽器でプルミエプリ、更にブリュッセル王立音楽院にてB.クイケンに学びプルミエプリを修得。現在パリを本拠地とし、「ル・コンセール・スピリチュエル」、「レ・タラン・リリック」などのフルート奏者。ソロやアンサンブルでも各地の音楽祭に定期的に出演するなど、多忙を極める奏者のひとりである。
西谷尚己 Naoki NISHITANI (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
桐朋学園大学音楽学部古楽器科卒業。同研究科を経てオランダの王立デン・ハーグ音楽院にてヴィオラ・ダ・ガンバをW.クイケンに師事しソリスト・ディプロマを得て卒業。ネーデルランド・ダンスシアターとの共演、ユトレヒト古楽音楽祭に出演するなどオランダを中心に活躍後、2000年に帰国。「ソレイユ・ルヴァン」には創立以来の全ての公演に出演し、安定した通奏低音のみならずソロにおいても密度の高い演奏が好評を得ている。桐朋学園古楽器科嘱託演奏員。
大塚直哉(チェンバロ)
photo/E.Shinohara
東京藝術大学楽理科を経て同大学大学院チェンバロ専攻修了、アムステルダム・スウェーリンク音楽院にてチェンバロをB.v.アスペレン、オルガンをJ.v.オールトメンセンに師事し各科を卒業。またクラヴィコードをM.v.デルフトの各氏に師事。アムステルダム郊外の聖ウルバヌス教会のオルガニストを務めたほか、ヨーロッパの各地で演奏活動を行なう。99年より東京に拠点を移し、アンサンブルにおける通奏低音奏者、またチェンバロ、オルガン、クラヴィコードのソリストとして活躍。様々な鍵盤楽器を用いたリサイタルシリーズ「クラヴィーアの旅」や、自身のプロデュースで開催している「大江戸バロック」や河口湖円形ホールの「富士河口湖バロックシリーズ」などで高い評価を受ける。また、こうした古い時代の鍵盤楽器に初めて触れる人のためのワークショップを全国各地で行なうなど、後進の育成とバロック音楽の普及にも力を注いでいる。近年はさらに、CDやコンサートなど音楽事業の企画や指揮の分野にも取り組み、活動領域を広げている。現在、東京藝術大学音楽学部准教授、国立音楽大学非常勤講師。宮崎県立芸術劇場、彩の国さいたま芸術劇場、台東区旧奏楽堂のオルガン事業アドヴァイザー。「アンサンブル コルディエ」音楽監督。NHK・FM「古楽の楽しみ」案内役として出演中。
ソレイユ・ルヴァン Soleil Levant ~Machiko et ses Amis~
 
“太陽王”(Le Roi Soleil)と呼ばれたフランス国王ルイ14世時代の絢爛豪華なバロック音楽を中心に、多彩なバロック音楽を、豊かな音色をもつオリジナル楽器(当時使われていた楽器もしくは忠実なレプリカ)を用いて現代に甦らせようと、常葉一雄のプロデュースのもと1996年に設立された。バロック音楽のもつ魅力をあらゆる角度から浮き彫りにすべく、公演ごとに様々な楽器編成によるアンサンブル、歌やバロック・バレエをまじえたフランス・バロック・オペラのセミ・ステージなど意欲的なプログラムを組み、現在までに東京、大阪、名古屋、静岡、京都、滋賀をはじめ、全国各地で定期的に公演を行っている。特に得意とするフランス・バロックの、その鮮烈な演奏、色彩感あふれる音色、絶妙なアンサンブルは各地で大好評を博し、着実に根強いファンを増やし続けている。
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