音楽アートサロン お問い合わせ
 
新しいバロック音楽の世界 伝統音楽と古楽の境界を越えて
2012年1月28日(土)  15:30〜17:00 
レクチャーコンサート
出演 守安 功(アイリッシュフルート/リコーダー/ホイッスル)
守安 雅子(アイリッシュハープ/コンサーティーナ)
平井 み帆(チェンバロ)



 

「新しいバロック音楽の世界〜伝統音楽と古楽の境界を越えて〜」
アイルランドに現代まで口承で伝わる、生きた「バロック音楽」 の 演奏を元に全く新しい切り口でバロック音楽の魅力を引き出してゆきます。

守安さんは、桐朋学園でリコーダーを学び、在学中より、リコーダー奏者、また、国指定重要無形文化財江戸里神楽和歌山車中囃子方としても活躍されました。
その後、年の3分の1をアイルランドで過ごし、様々な地方の演奏家から、17〜18世紀から現代まで口承で受け継がれ続けている、「生きたバロック音楽」を学ばれました。

それは、「バロックの演奏法は、一度途絶えた」と思っていた私にとって、衝撃的なことでした。

一方、私は、バロック時代に、アイルランや、イングランド、スコットランドの音楽家たちが憧れた、当時最先端のイタリアの音楽をレパートリーの中心として、コンサートや、研究を続けてきました。

イタリア人音楽家と現地の音楽家が交流は、新しい音楽を生み、また、当時から現代まで受け継がれる刺激的な民族音楽の数々は、バロック時代の音楽の幅広さを実感さえてくれます。

古楽と伝統音楽の境界を越えて「バロック音楽」の姿に迫る全く新しい試みです!

 
日時

2012年1月28日[土]
15:30〜17:00 

会場 ノワ・アコルデ音楽アートサロン
料金 前売2,000円(当日2,500円)
  お問い合わせ ノワ・アコルデ事務所 TEL:06-6862-8855
チケット申し込み こちらのオンライン予約フォームからお申し込みください。
 

お申し込みフォーム >>
ノワ・アコルデ TEL:06-6862-8855

    
出演者プロフィール
守安 功(アイリッシュフルート/リコーダー/ホイッスル)

桐朋学園大学音楽学部古楽器科卒、同研究科修了。在学中、第 10回全日本リコーダーコンクール独奏部門において、最優秀賞及び朝日放送賞を受賞。また、江 戸里神楽四代目家元若山胤雄に日本の笛と太鼓を師事し、国指定重要無形文化財江戸里神楽若山社中囃子方として活躍する。1987年渡欧し、スウェーデン国 立ヨーテボリ音楽大学、旧東独ライプツィヒ・ゲヴァントハウス等、各地で日本の伝統音楽及び現代音楽についてのレクチャーや、リコーダー・リサイタルを行 う。国立音楽大学、桐朋学園芸術短期大学講師を経て、現在は、アイルランド音楽の演奏と研究に専念している。アイルランドの音楽、ダンス、文化についての 著訳書8冊。

---出演者からのメッセージ---
関西は、ぼくの生まれ育った場所です。
今までにも、何度も何度も、関西のいろんな場所で、
いろんな編成で、さまざまなコンサートをやらせていただいてきました。

そして、今回、初めて、関西で、チェンバロの平井み帆さんとのユニット、
「ドーヴァー海峡の向こう側」の公演を、やらせていただくこととなりました。

このような機会を作ってくださった、「ノワ・アコルデ」さんには、
ただただ、心から感謝の気持ちで、いっぱいです。

「ドーヴァー海峡の向こう側」は、今、ぼくが、いちばん力を入れているユニットです

3人の演奏は、公演の機会があるごとに、いつも、どんどん、
自分たちでも、びっくりするほど、変化してゆきます。

演奏それ自体も、曲の合間のお話/解説も、何より、自分たちが、
音楽に向かう時の気持ちや態度も、毎回、どんどん、
「次の世界」を見ることができます。

私たち3人は、このユニットでは、ただひたすら、自分たちが、心から大好きな曲を、
その曲の持ち味を、どこまでも引き出すことを、いちばん大切にしながら演奏していま
す。

そして、最後の最後には、目の前のお客様たちと、どこまでも幸せな時間を、
音楽を通して分かち合えることを、何よりも、大切に考えています。

関西での、初めての公演によって、私たち自身が、
どのように変化できるか、自分たち自身が、
今、いちばん、ドキドキしています。

関西の皆様の前で演奏できること、
今から、とてもとても、楽しみにしております。

是非、目撃していだたければと、心から願っています。

守安 功


守安 雅子(アイリッシュハープ/コンサーティーナ)
アイルランドで出会った音楽家たちの演奏に魅了され、アイル ランドの伝統音楽の演奏を始める。ノエル・ヒル、メアリー・マクナマラ、ミホール・オラハリー 始め、現地の第一線の演奏家と、そして、クレア地方の農夫の演奏家たちの双方から、コンサーティーナの伝統的な奏法を学ぶ。また、マイケル・ルーニー、 モーラ・ニ・カハスィ、バーバラ・ドイルにアイリッシュ・ハープを師事する。夫の功とともに、アイルランドにて2枚のアルバムを制作し、現地の新聞、テレ ビ、ラジオ、雑誌などで取り上げられる
平井 み帆(チェンバロ)
富山県生まれ。5才よりピアノを始め『桐朋学園子供のための音楽教室』で学ぶ。桐朋学園女子高等音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科入学。ピアノを川島伸達氏に師事。1991年同大学を卒業後古楽器研究科に進む。チェンバロを有田千代子氏、アンサンブルを有田正広氏らに師事。同年富山県新人演奏会最優秀賞、県知事賞、北日本新聞音楽奨励賞を受賞。1993、94年ベルギーでインマゼール氏の夏期講習会に参加。1994年よりオランダ、デン・ハーグ王立音楽院に留学、チェンバロをジャック・オッホ、アンサンブルをクイケン兄弟に学ぶ。1997年帰国後は、日本各地でソロ、アンサンブル活動を行う。富山市民文化事業団古楽セミナーチェンバロ講師.。
HOMEサロンTOPコンサートサロン通信ご利用案内アクセスお問合せリンク
COPYRIGHT NOIX ACCORDEES. ALLRIGHTS RESERVED