音楽アートサロン お問い合わせ
アンサンブル・ラルバ大阪公演 ソプラノとリュートで紡ぐ「中世の愛の歌」 2008年5月8日[木] 19:00開演(18:30開場)
♪ 中世ヨーロッパの音楽を聴いたことがありますか?
 アンサンブル・ラルバは、中世の音楽、とりわけ10世紀から13世紀にかけての単旋律の世俗・宗教音楽について、現存する詩や楽譜を基にしながら、即興演奏や新しい形の編曲で取り組むグループです。日本では聴くことは珍しいその時代の響きを、中世音楽を専門にヨーロッパで活躍するソプラノとリュート奏者の演奏でお届けする貴重な演奏会です。中世音楽の響きを楽しむひと時、どうぞお気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。
出演 アンサンブル・ラルバ ≫クリックで拡大表示します
夏山 美加恵 (ソプラノ)
ルネ・ジェニス=フォルジャ (リュート)
曲目 マルティン・コダス (1230年頃):<恋人の歌>
Martin Codax : Cantigas d'amigo
・セファルディックの歌
  ・高い塔の間をさまよって
  ・夜よ、美しい夜よ
・トルバドゥール、トルヴェール歌曲集
  ・カデネト (13世紀初め):“私は美しく、称えられていたのに”
  ・ギロー・デ・ボルネイユ (fl.1165-1200):“栄光の王よ”
  ・アルフォンソ賢王 (1221-1284):“栄光の母よ” (聖母マリアのカンティガ集より) 他
  ※ プログラムは変更になる場合もございます。
日時 2008年 5月 8日 [木] 19:00開演 (18:30開場)
会場 ノワ・アコルデ音楽アートサロン
料金 ¥3,000(前売・当日共)
チケットお申込先 加納(TEL:080-1450-3971) / 今泉(E-Mail:
※ チケットはコンサート当日受付で入場料金とお引換え致します。
主催 Cantoima
後援 "Cafe Baroque" / タコタコシンガーズ
協賛 ナーブル音楽企画
お問い合わせ 加納(TEL:080-1450-3971) / 今泉(E-Mail:
出演者プロフィール
アンサンブル・ラルバ
アンサンブル・ラルバは、中世の音楽、とりわけ10世紀から13世紀にかけての単旋律の世俗・宗教音楽について、現存する詩や楽譜を基にしながら、即興演奏や新しい形の編曲で取り組んでいる。トロバドルやトルヴェールをレパートリーの中心に置く他、同時代のイタリア、スペインやイベリア半島の音楽も積極的に取り上げている。この時代の音楽を完全な形で正統な演奏として再現することは極めて難しいが、ラルバのメンバー達は、史実に基づいた知識を出来る限り活用する音楽創りに努めている。そのために彼らは、詩と音楽をまず優先させることを決して忘れない。【≫Official Website】

夏山 美加恵 (ソプラノ)
名古屋市出身。菊里高校音楽課程(大野静龍氏に声楽を師事)を卒業後、広島市のエリザベト音楽大学宗教音楽学科宗教声楽コースで学ぶ。同大学にて鈴木仁氏に師事。1992年、第6回山梨古楽コンクール第3位入賞。同年オランダに渡り、レベッカ・ステュアート女史のもとで古楽アンサンブルの訓練を受ける。その後デン・ハーグ王立音楽院古楽科古楽声楽コースに入学。古楽声楽をマリウス・ファン・アルテナ、テア・ファン・デア・プッテン、ジル・フェルドマン各師に師事し、2001年、同校修士課程を修了。王立音楽院在学中より中世音楽への意欲が高まり、故アンドレア・フォン・ラム、故バーバラ・ソーントン、ベンジャミン・バグビー、エリック・メンツェル(セクエンツィア・ケルン)、ペドロ・メメルスドルフ(マラ・プニカ)、マルセル・ペレス(アンサンブル・オルガヌム)、アンヌ・アゼマ、ジョエル・コーエン(ボストン・カメラータ)等の著名音楽家による中世音楽のマスターコースや講習会を受講し、さらに研績を積む。演奏経験は、日本やベルリン古楽祭、ユトレヒト古楽祭、ブルージュ古楽祭を含めヨーロッパ各地に渡り多数。ベルギーのアンサンブル“クレンデ”ではソリストとしてCDの録音に参加した。また2002年より、オランダの声楽アンサンブル“トリゴン”の歌手として、フランス・中世時代の典礼音楽の演奏に参加している。さらに最近では10世紀から13世紀の世俗・宗教的な単旋律音楽の研究と演奏に専念している。
ルネ・ジェニス=フォルジャ (リュート)
アムステルダム・スヴェーリンク音楽院でアンソニー・ベィルス氏にリュートを師事。1988年にディプロマを取得。音楽院時代にすでにスペインの古い音楽に惹かれ、ビウエラや歴史的ギターを演奏していた。パウル・ファン・ネフェル、マリウス・ファン・アルテナ、クラフォード・ヤング、ポール・オデット、アラブ・リュート奏者であるフォアド・ペンニス各氏らによるマスタークラス、講習会に参加。1996年、ワインツーツ(ポーランド)の国際音楽祭にて、“W Drodze”(ヴ ドゥローツェ=道の行く手に)と題するセファルディック音楽による劇の音楽編曲を担当。さらに、「聖母マリアのカンティガス」などの中世スペイン音楽の演奏を専門とするオランダの古楽アンサンブル“アンテケラ”のリーダーを務める。また、日頃からルネサンス・中世音楽の演奏に関心が高いが、バロック音楽の演奏でも、オランダ・ユトレヒト古楽祭をはじめ、海外の多くの有名国際音楽祭で、ソリストまたはアンサンブル奏者として招かれている。
HOMEサロンTOPコンサートサロン通信ご利用案内アクセスお問合せリンク
COPYRIGHT NOIX ACCORDEES. ALLRIGHTS RESERVED