堅い物を囓らせる事により、歯石が取れ、
欲求不満の解消にもなると
黒ラブ・ノアローが１歳になる前からガリレオ・ボーンを与えてきました。
これはアメリカのラブ愛好家の間でも人気があり、
多くのラブラドールが囓って楽しんでいる堅いナイロンのボーンです。
その通り、ノアローはガリレオ・ボーンをとても愛し、
歯もきれいで丈夫になりました。
つい最近まで何事も不都合は起こりませんでした。
ところが、先日、ノアローの２歳の誕生日（８／２２／’００）の直後、
ノアローの上右の第一大臼歯の側面が欠けるという事故が起き、
その為、うちでは今後一切ノアローに与える事を止めました。
幸い、歯の方は専門の方に治療して頂く事が出来、
ノアローの歯は見た目はほぼ元通りに戻りました。
しかし、歯の治療は全身麻酔の元で行われ、
歯の欠損の度合いにより、莫大な治療費が掛かります。
しかも、歯の治療が出来る獣医さんは稀で、
多くの場合は、抜歯する事になります。
ガリレオ・ボーン以外でも堅い骨でも
同様な事は起こり得ると思います。
私の知識では、堅い物がどれだけ犬にとって必要な物なのか、
どうしても与えなければならない物なのか、
そう言った事は実際にはわかりません。
ノアローの事も稀な事故なのかもしれませんが、
よかれと思って与え、他の多くの方からも支持されている物でも、
大事な歯を壊してしまう事があるのだと言うことを、
どうか、心に留めておいて下さい。