3.善意の寄付について
 私は以前から、縁あって、アメリカのラブラドールのレスキュー団体のオークションに絵を寄付したり、少額の現金を寄付をしたりしています。それらの窓口は、何年もメールを通した付き合いのあるお友達だったり、たまたま知り合った方が代表の方だったりで、いずれも彼女らを信頼しているので出来ることなのだと思います。

 それはそれで良いのですが、いつでも私の中にはある良心の呵責があって、それは日本人の私がどうして日本で困っているワンちゃんやラブラドールを第一に助けないのか?ということです。

 そのことがあって、先頃、ある保護団体?に少額の寄付をすることにしました。至る所にバナーがあって、多くの愛犬家が寄付を呼び掛けていたので、まぁ、それに乗っかったと言えばその通りでしょう。

 その結果、今は騙されたような、大変不愉快な気持ちでいっぱいです。大体、その団体の代表者や関係者の顔や人となりを知りもせず、お金を寄付をした自分が馬鹿だと思っています。

 二度とこのような寄付などするものか!というのが今の率直な気持ちです。

 今後も、私の良心の呵責はなくなることはないと思います。でも、仕方ないですね。それが人生なのですから。そう思って割り切ることにしました。

 祖国日本や日本に住む同胞への恩返しは、又、別の形で出来たらと思います・・・。


 2006年11月16日

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