今月のメッセージ



神よ、守ってください。

あなたを避けどころとするわたしを。


詩篇16篇1節







旧約聖書の詩篇は、豊かな祈りの言葉で溢れている宝箱です。

ここに紹介した詩篇の祈りの言葉を、皆さんが自分の祈りとして口にしてみるなら、

この言葉にどんなに豊かな慰めが込められているかがわかると思います。

「神よ、守ってください。あなたを避けどころとするわたしを」。

わたしはあなたを避けどころとしているではありませんか。

あなたを離れてわたしは生きてはいけません。

あなただけがわたしの逃げ場なのです。

あなたを、あなただけを避けどころとしているのですから、

神よ、どんなことがあってもわたしを守ってください。

 

まるで自分が神を避けどころとせざるを得ない現実を、

神に向かって突き出しているかのようです。

そう思うと要求がましい、ずうずうしい祈りの言葉にさえ感じます。

この祈りを最初に祈った人は、どんな気持ちでこのような祈りをしているのでしょうか。

一所懸命にお願いしなければ神は助けてくださらない、

そう思って、つい要求がましい祈りをしてしまったのでしょうか。

神が助けてくださるかどうかわからなくて、

不安で仕方ない思いを抱えながら、このように祈ったのでしょうか。

 

そうではありません。

これほど大胆に神の助けを願う祈りは、神を信頼する心から生まれたのです。

神は必ずわたしを守ってくださる。

必ず救ってくださる。

そう信じているからこそ、大胆な祈りの言葉が心から湧き上がってくる。

神よ、わたしはあなたを避けどころとしているではありませんか。

あなたに寄り頼んでいるわたしを、あなたが守ってくださらないはずはありません。

あなたがわたしの祈りに応えてくださらないはずはありません。

あなただけがわたしを守ることがおできになるのです。

どうかわたしを守ってください。

こんなにも大胆に、心の底から信頼して神の助けを願うことが許されている。

何と大きな恵みがわたしたちに与えられていることでしょう。








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