今月のメッセージ



あなたがたは上にあるものを思うべきであって、

地上のものに心を引かれてはならない。


コロサイ人への第3章2節








この聖書の言葉は語りかけています。

何よりもまず上にあるものに心を向けよう。

神に心を注ごう。

神を仰ぐのを妨げるような仕方で、地上のものに心奪われることのないようにしよう。

ある牧師が結婚式で新郎と新婦に向かってこう語りかけました。

「神の前に独りで立ち、ただ独り神に祈る生活をそれぞれに大切にしてください。

ただ自分が神に心を向ける生活を大切にするだけでなく、

相手もまたそのように神に心を向けることによって生かされていることを尊重してください。

神とその人の間には、夫といえども、妻といえども、決して割り込むことはできないのです」。

どんなに大切な人、身近な家族であっても、神とわたしの間に割り込ませてはいけないし、

逆にわたしが神とその人との間に割り込むようなことをしてはいけない。

この言葉も同じように語りかけています。

そのように語るのは、地上の生活において与えられている愛の絆を軽んじているからではありません。

むしろ逆です。

この聖書の言葉は、さらに続けてこう語っています。

「だから、あなたがたは、神に選ばれた者、聖なる、愛されている者であるから、

あわれみの心、慈愛、謙そん、柔和、寛容を身に着けなさい」。

神の前にただ独り立つ時にこそ、自分がどんなに弱く、情けなく、醜い者であったとしても、

そんな自分を神が選び、愛し、受け入れていてくださることに気づかされる。

身近な人だからこそ、肉親だからこそ、その人を愛することの難しさを痛感するのではないでしょうか。

そしてそこで愛せない自分の罪深さを思い知らされる。

けれども神はご自分の前にただ独り立っているわたしたちに、

「あなたは罪赦され、聖なる者とされているのだ」と語りかけてくださる。

さらに、「わたしがあなたにしているのと同じように、あなたも自分の隣にいる人を愛してごらん。

あなたも愛することができるのだ」との語りかけをいつも聴かせていただける。

ここにこそ、ただ独り神を仰ぎ、神の語りかけに支えられ、励まされて生きる恵みがあります。








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