今月のメッセージ



神は愛である。


ヨハネの第一の手紙第4章8節








神とはどのような方だと思いますか、

そう質問したら、ある人はこう答えるかもしれません。

神は最も高い所におられ、誰よりも力を持ち、

この世界を支配しておられる。

聖書もまた神がそのように大いなるお方であると語っています。

けれども例えば昔のギリシア人たちも同じように考えていました。

神はすべてのものを超えて力ある支配者であられる。

でもギリシア人たちはこんなふうにも考えていました。

神がそれほどまでに力を持っておられ、世界を支配しておられるならば、

どうしてこの世界は、人間はこんなに悲しみや苦しみを味わうのだろうか。

そうだ、神はこの世界に手を伸ばすことができないくらいに高い所におられるに違いない。

神はあまりにも大きなお方であられるから、

人間の生活になど興味を持っておられないに違いない。

とても寂しい考え方だと思いますが、

そう考えなければ自分の悲しみの理由を説明できなかったのだと思います。

その気持ちはわたしたちにも理解できます。

 

けれども聖書は力強く語りかけます。

神は愛である。

そしてこのように言葉を続けます。

「神はそのひとり子を世につかわし、

彼によってわたしたちを生きるようにして下さった。

それによってわたしたちに対する神の愛が明らかにされたのである。

わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して下さって、

わたしたちの罪のためにあがないの供え物として、御子をおつかわしになった。

ここに愛がある」。

神の独り子を見てごらん。

あなたの罪を背負って十字架で死んでくださった主イエスをじっと見てごらん。

神はそれほどまでにあなたを愛しておられる。

神が独り子の命を与えてくださるほど愛していてくださるなんて、

ギリシア人たちには思いも及ばないことであったに違いありません。

それはわたしたちにとっても思いも及ばないことです。

しかし聖書は語りかけます。

この神がどうしてあなたに興味を持っておられないはずがあるだろうか。

あなたを愛し、いつも見守っていてくださる神は、

あなたが悲しんでいる時、苦しんでいる時、

あなたの傍らにいて一緒に悲しみ、苦しんでいてくださる。

神は愛である。








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