今月のメッセージ




主は言われる、わたしはただ近くの神であって、

遠くの神ではないのであるか。




エレミヤ書第23章23節







聖書は、神がどんなにわたしたちの近くにいてくださるかを、

情熱を込めて語っています。

神が傍近くにいてくださるのだと信じるからこそ、

わたしたちは励まされ、勇気付けられます。

それだけに、預言者エレミヤが取り次ぐこの神の言葉は、

わたしたちを立ち止まらせます。

 

「神はただあなたの近くにおられるだけではない。

神はあなたの遠くにいる神でもあるのだ!」

エレミヤはユダ王国の人々にこの言葉を語りかけました。

ユダの人々は神に逆らう歩みを重ね続けたために、

強大なバビロン帝国がユダ王国に侵攻するのを神はそのままにされました。

今にもバビロンに滅ぼされそうな中で、

それにもかかわらずユダの人々は神に心から悔い改めることをしません。

かえって、神は自分たちを決してお見捨てになるはずはない、

と自らに言い聞かせ続けました。

また、そんな自分たちの願望を肯定して、夢のような話をしてくれる偽預言者たちの言葉を求めていたのです。

 

だからこそエレミヤは語りかけました。

「あなたの願望の先にあるものが、真実にあなたの救いになるのか。

あなたは自分の願いどおりに働く神を求めているが、

そんな操り人形のような神は、実は死んだ神ではないのか。

まことに生きておられる神は、時にあなたの願望に逆らってでも、

真実の救いに導かれる道をあなたが歩むようにされる。

神はただあなたの近くにいて、

あなたと共倒れになるようなお方ではない。

神は遠くにおられ、あなたから離れて、

あなた自身が変わることをお求めになる。

神に背を向けるのではなく、

神を仰いで、神に心を開くことを求めておられる。

それこそが神に悔い改めることなのだ」。

 

自分自身の生活を正直に振り返るなら、

毎日のように自分の願望を神としてしまう罪を重ねていることを認めざるを得ないのではないでしょうか。

そんなわたしたちに、この言葉は悔い改めを促しています。

同時に神はわたしたちが思うよりもはるかに近くにおられて、

わたしたちが悔い改め、神を見上げて歩むことができるように、

わたしたちの人生に手を添えていてくださるのです。







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