今月のメッセージ

御霊の最初の実を持っているわたしたち自身も、

心の内でうめきながら、子たる身分を授けられること、

すなわち、からだのあがなわれることを待ち望んでいる。




ローマ人の手紙第8章23節




この聖書の言葉は、

主なる神を信じて生きる歩みのありのままを語っています。

わたしたちは、自分が神に愛されていることを知るようになりました。

どのような悩みの中を歩む時にも、

主が共に歩んでくださると信じるようになりました。

そんな大きな恵みに生かされていながら、

一方で、それでもなお心の内でうめくことを経験することがあります。

強い信仰で、どんな時にも信頼して、思い煩いにいつも勝って……

実際にはなかなかそのようにはいきません。

愛しあい、赦しあうことができない現実に思い煩い、

自分の弱さにうずくまってしまうことしばしばです。

 

けれどもこの言葉は語りかけます。

「そうやって心の内でうめきながら歩んでいる、

そんなあなたの姿こそが神を信じて生きる者の姿なんだ。

苦悩しながらも諦めないで生きようとするから、

うめかないわけにはいかない。

愛に生きることを諦めないから、望みを捨てないから、

あなたはうめいているんだ」。

主なる神はこの言葉を通して、

そんなふうにわたしたちに慰めに満ちた言葉を語りかけておられます。

「子たる身分を授けられること、

すなわち、からだのあがなわれることを待ち望んでいる」。

 

不思議な言葉です。

わたしたちはすでに神の子とされています。

しかし神の子とされている恵みは、

このからだがあがなわれる恵みにつながっているのです。

からだ、とは、不完全で弱さを抱えているわたしたちの姿そのものです。

しかしそんなわたしたちのからだが、

愛そうとしてうめいているわたしたちのすがたそのものが、

必ずあがなわれる日が来る。

わたしたちの力ではなく、主イエスが完全な平和を携えてやって来られる。

その時にわたしたちの愛に生きる歩みを主が完成してくださる。

そう信じるから、わたしたちはうめいている自分を愛することができるようにしていただけるのです。









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