8章 まとめ


8−1 旅の予算

旅の時期や、行動によって経費は大きく変わりますが、今回かかった経費を
まとめてみます。

航空券関係代金

日本〜ヨーロッパ往復航空券(タイ航空) 80000円
イタリア空港税 2700円
関西空港施設利用料 2650円
航空保険料   2800円(1区間700円)
燃油付加運賃 25200円(4区間合計)

計 113350円


ホテル代金 

・ピッコロホテル(ロカルノ) 80フラン/人
・アルピノ(ソノーニョ) 40フラン/人
・デランジェロ(ロカルノ) 60フラン/人

・ミニホテルティツィアーノ2泊(ミラノ) 10400円/人(日本払い)

ホテル5泊分 日本円換算 約28400円


現地交通代金(バス・電車等)

手段 ルート 値段
電 車
(2等)
チューリヒ〜ロカルノ 59フラン
バ ス ロカルノ〜ソノーニョ 16.8フラン
ロカルノ〜ストレーザ 29.3フラン
電 車
(2等)
ストレーザ〜ミラノ 4.4ユーロ
地下鉄 ミラノ地下鉄2日券 5.5ユーロ
電 車 カドルナ〜マルペンサ空港 11ユーロ

交通費合計 日本円換算 約14000円


航空券、ホテル、交通費 小計 165,200円



その他の経費(入場料等)

マドンナデルサッソ ケーブルカー 6.6フラン
ロープウェー、リフト 33フラン
コインロッカー(ロカルノ駅:2日間) 4.5フラン/人
ドゥオモ入場料 6ユーロ
ソノーニョ村博物館入場料 4フラン

雑費 合計 日本円換算 約6000円


食事代金

1日目 ロカルノ
レストラン
18.3フラン/人
ロカルノ 無料
2日目 ソノーニョ
レストラン
13.6フラン/人
ソノーニョ
ホテル
15フラン/人
3日目 サンバルトロメオ
レストラン
18フラン/人
ロカルノ
(コンビニ)
5フラン/人
4日目 ミラノ
(レストラン アルフレド)
50ユーロ/人
5日目 ミラノ
(ルイーニ)
2.2ユーロ/人
ミラノ
(Barにて持ち帰り)
2.5ユーロ/人


食事代合計 日本円換算 約16000円


旅行総合計費用(お土産代等はのぞく) 約187,200円

実際には、漏れてるのもあるような気がするので約19万円くらい?
いつのまにか思い出したら追加してるかもしれませんので(笑)


8−2 旅の反省および総括

今回の満足ポイント

まずは、第1回ロミ空ツアーというツアーが開催できたことですが、そこへ
2人の仲間が加わり記念すべき旅ができました。旅の全てが想い出でレポートにも
書いたとおりですが、大きな満足ポイントをまとめると。

・ソノーニョからロカルノまで歩けた。
・マッジョーレ湖から国境越えできた。
・ポレンタを食べれた。そして美味しかった。
・ソノーニョへ1泊できた。
・ほぼロミオのミラノまでのルートを再現できた。

ソノーニョからロカルノの歩きに関しては、1人で行ってたらあの時間、あの距離は
難しかったと思います。というか、道に迷ってたような気もします(笑)。

マッジョーレ湖からの国境越えに関しては、ちょうど9月20日頃に船のダイヤが
変更になるので、これ以降の時刻とかがハッキリ分からず実際にストレーザまで
行けるか不安でしたがなんとか乗れて国境越えできてよかったです。

ポレンタはあまり私の中ではいい食べ物の印象がなかったですが、ロカルノでの
ポレンタはさすがスイスの人が今も食べてるという感じの食べ物でした。

ソノーニョのホテルの予約はちゃんと取れてるかどうかもあやしいようなホテルですが
意外と大丈夫です(笑)。そして、1日ロミオのふるさとで過ごせたのがよかったです。
前回が1時間半の滞在だったので。

ソノーニョ〜ロカルノ〜マッジョーレ〜カンノッビオ〜ストレーザ〜ミラノルートが
ロミオの通ってきたルートだと思うので、そのルートで今回行けたのがよかったです。
いちおう場合によっては変更という予定もありましたが、初志貫徹でほぼ予定通りで。

旅の反省点

今回ロミ空ツアーといっても3人だけの参加でしたが、実際このようなツアーの場合は
あまり大勢だった場合は恐らくうまくいかないかもと実感しました。ツアー旅行というと
参加だけすれば後は着いて行くだけで大丈夫というイメージがあるみたいですが、
実際にはこの「ロミ空ツアー」に関しては基本的には自力ツアーで、途中、仮に
パーティーからはぐれても再合流できるくらいな用意は各自で必要というのも告知する
必要はあります。あと、警戒心を持つというのははもちろんのこと、日本に居る時点で
できる限り不安な材料は取り除いておくということ(これは何をするにおいても基本的な
事項ですが)

そして一番重要な点ですが、ツアーの内容は参加者自分達で創り上げること。旅行社が
用意したツアーでは勝手に行動が制限されて場合によってはストレスを感じます。
フリーで組み上げるツアーだと各自責任がかかってきますが、自分で勝手に決めれるので
いい場所探して調べまくったりで旅行前がとても充実します。今回旅のしおりとかまで
作って遊んでました(笑)。オリジナルルートで動けるのが個人ツアーの醍醐味です。


8−3 第2回ロミ空ツアーに向けて

今回の第1回のロミ空ツアーの報告を見て、私も行ってみたいと思ってくれれば
まずは成功です。ただ、このツアーに参加するにはそれなりのお金も必要ですし、
休みも要ります。そのタイミングを合わせるというのはかなり難しいですし、
ロミオの青い空というジャンルは現在では残念ながらメジャーなジャンルでは
ありません。したがって同時期に大勢でツアーを組んで行くというのはかなり
難しいと思われます。第1回のようなマニアックなルートでの参加希望者は
恐らく少ないと思われます。ロミオの青い空ファンの中でも人それぞれ思い入れの
強い場所は違ってきます。やはり思い入れの強い街で長く滞在したいのは当然で
ツアーというのにしてしまうとなかなか調整が難しくなります。少人数で近い考えの
友人たちで行ければそのような問題もなくなりますが・・・・

で、今回のロミ空ツアーにも参加したいが都合がつかず断念しますという連絡を
いただいた方が何名か居ました。その際にも次回には参加したいという旨があり、
企画した私としてはとてもうれしい言葉ですが、上にも書いたようになかなか
行けるという体制が整うのは人によってはなかなか困難なものです。
それをはねのける熱意というものも必要です(笑)

第2回開催の要望の声はありますが、実際いつにすれば?というのは未定です。
私が参加するかというのも未定です。基本的には初めて行く人間同士のほうが
新たな発見とかあって楽しいかもしれません。いわゆるツアー旅行のような
添乗員的にはすでに行った人と行くのはとても安心です。まぁ一度行った人とでも
過度な安堵や期待は禁物です。私もそこまで記憶してませんし(笑)


8−4 おわりに

いよいよ、最終章。ここでクッパを倒せばピーチ姫が・・・・
えっ?いやっ8−4だから・・・ってもういいって

で、話を戻して、個人的な感想などを。

今回の旅行で重要だなと思ったのは、私はかなり重度の方向音痴なのですが、
同行の柿本さんに方位磁石というアイテムを教えてもらい、これはホントに
役に立ちます!ソノーニョから歩く時はもちろんですが、普通に街中でも必需品です。
今までは地図もあるのに迷ってましたが、これでちょっとは解消されそうです。
ということで、方位磁石はオススメです(笑)

重要度という点では、天気というのもすごく重要です。今回の第1回ではミラノでの
天気はあいにくの雨でしたが、ソノーニョ〜ロカルノにかけての徒歩の時に晴れていた
のは助かりました。雨でも決行の予定でしたが、もしホントに雨だったら行けてたか
どうか自信ありません。少なくともあまり楽しめてなかったと思います。天気を操ることは
無理かと思いますが、これを読まれる皆さんが行かれる時には晴れることを願ってます。

気候という点では、秋はちょうどいいという感じで、朝方のソノーニョ・ミラノはさすがに
寒かったですが、今回の旅行でベスト時期は9月かなと思いました。スイスは夏場でも
それほど暑くないので問題ないと思いますが、ミラノでは店が8月とかはかなり休業に
なっちゃうのでロミ空ツアーとしては気候のいい春か秋をオススメします。


また何か気になる点、質問等がありましたら、お気軽に掲示板やメールなどで
お尋ねくださいませ。

それでは第2回があればお会いしましょう。

猫トラベル代表 猫原いくろう


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