「CG数理演習」、「写像の数理演習」受講者へ
レポート問題(8月2日出題)
- なにがしかの教育用の教材に使えると思う画像を作ること。
- シーンファイルを提出すること。POV-Ray公式版に無い、自分で作成した
(あるいはどこかから取ってきた)インクルードファイルなどを読み込ませて
使う場合は、それらも併せて提出すること(その場合は、
「シーンファイルと同じフォルダーに入れて使う」等の使い方の説明を、
メール本文に記述すること)。また、ファイルの数が多くなる場合は、フォルダーに入れ、フォルダーごと圧縮(zip、lzh等の日本における標準的な圧縮形式を使用すること)し、圧縮ファイルの提出が望ましい。
- 電子郵便に添付して提出すること。メールのサブジェクト欄は「集中講義のレポート(0123456 宮本武蔵)」などと
すること。また、シーンファイル名は、miyamoto.povなどとすること。
- メール本文の冒頭には、「どういう教育用の場面のどういう教材として利用可能
と思うか」についての説明用の文章も書いておくこと。
- 締め切りは
9月7日(水)。
この授業では、
POV-Rayというフリーソフトを使い、
3DCGの実習をします。横浜国立大学総合情報処理センターの端末には POV-Ray が
インストールされており、この授業ではこれを使います。自分用のコンピュータで
使いたい場合は、
POV-Ray公式ホームページ
から自分でダウンロードして使ってください。
POV-Ray がどういうソフトなのか、どういう物が作れるのかという概略を知りたい場合は、
ここ(ただし、パワーポイントファイルなのでIEでないとうまく表示できませんが・・・)
を見てください。
この授業では以下の順序で学んでいきます。
- いくつかの基本的なこと。この段階ではとりあえず使えるようになることが目的です。この段階の自習用の教材としては次があります。
- #declare の使い方をマスターする。「フラクタル」で登場するような図形もこれで
作ることができるようになります。ここでは
演習問題を一つ与えます。
演習問題を全員がクリアした後に次の段階に行く予定です。
- テクスチャ(材質)。これまでは、物体には色をつけるだけでしたが、
石、木、金属などの材質にすることができます。それだけでなく、様々な模様も
使えます。これらをどのように指定して使うのかを、以下のサイトを利用して学びます。
- より高度な図形。POV-Rayを使えばさまざまな高度な図形が描けます。
高度な図形のうちのいくつかを学ぶ予定です。この段階を終えると、
こんな図形たちも描くことが出来るようになるはず。
この段階までくると、努力とアイデア次第でかなりいろいろな画像を作ることが可能になります。
たとえば、
| 浅利 綾子 |
磯田 藍 |
小沼 俊 |
鎌田 真行 |
篠原 健太 |
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| 白川 大樹 |
張 頴 |
鳥潟 裕二 |
中世古 亜希子 |
中村 圭吾 |
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| 中村 尚恵 |
松岡 玲 |
渡部 香織 |
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は、この春卒業した人たちがこの段階に到達した一昨年の夏休みに作成しました。
POV-Rayはさまざまな分野で活躍しています。
上記以外にもPOV-Rayを用いた画像を公開しているサイトは多数あり、
そのいくつかを紹介します。
これらの画像は(一部の例外を除き)すべてPOV-Rayで作られています。
一人で勉強するときに役にたつかもしれないサイト(必ずしもPOV-Rayの学習のみに限らず、
CG全般の学習用)