「写像の数理演習」受講者へ




夏休みの課題 で提出された作品群


テーマは
なにがしかの教育場面での教材として使える画像
でした。

今回作品を提出している学生達は、集中講義で学んだ後は自分で勉強した POV−Rayのテクニックを ふんだんに使って画像を作っています。シーンファイルを電子メールで提出してもらう関係上、画像の加工処理は一切施されておらず、POV−Rayのみで作成された画像ばかりです。いつものことながら、若い人は進歩が速いので驚いてしまいます。

各作品をクリックすると、大きな画像とともに、「どういう教育用場面でどのように 使うかについての作者による解説」、 「シーンファイル」などが覗け、ダウンロードできるようになっています。 人が作った作品からは多くのことが学べるはず、じっくりと鑑賞しましょう。


板橋寛信
押木友宏
笠原冬星
桑原嘉明
坂元久美子
鈴木恵子
曽根崇平
孫 一日斤
寺口喜起
長嶋桃子
南部茉莉子
原田昌彦
松岡 隆
森 隆一
矢田耕資




レポート問題(8月3日出題)



以下は、昨年度の大学院集中講義「写像の数理演習」での同じレポート課題に 対して提出された作品です。

北川慶太
小林由貴子
小山健二
高橋正敏
田窪直人
年森敦子
年森敦子
溝口順子







この授業では、 POV-Rayというフリーソフトを使い、 3DCGの実習をします。第2研究棟5階のコンピュータ室には POV-Ray が インストールしてもらってあり、講義ではこれを使います。自分用のコンピュータで 使いたい場合は、 POV-Ray公式ホームページ から自分でダウンロードして使ってください。

POV-Ray がどういうソフトなのか、どういう物が作れるのかという概略を知りたい場合は、 ここ を見てください。

この授業では以下の順序で学んでいきます。

  1. いくつかの基本的なこと。この段階ではとりあえず使えるようになることが目的です。
  2. #declare の使い方をマスターする。「フラクタル」で登場するような図形もこれで 作ることができるようになります。ここでは 演習問題を一つ与えます。 演習問題を全員がクリアした後に次の段階に行く予定です。
  3. より高度な図形。POV-Rayを使えばさまざまな高度な図形が描けます。 高度な図形のうちのいくつかを学びます。この段階を終えると、 こんな図形たちも描くことが出来るようになるはず。
  4. テクスチャ(材質)。これまでは、物体には色をつけるだけでしたが、 石、木、金属などの材質にすることができます。それだけでなく、様々な模様も 使えます。これらをどのように指定して使うのかを、以下のサイトを利用して学びます。



    この段階までくると、努力とアイデア次第でかなりいろいろな画像を作ることが可能になります。 たとえば、

    押木友宏
    後藤亜紀子
    斉藤良太
    志賀雅彦
    中村祐実
    中村祐実


    は、今の4年生達がこの段階に到叩した昨年作成しました。また、
    などはA表紙用や|スター0の優れた画像ですがいずれも POV-Ray で作られています。



POV-Rayはさまざまな分野で活躍しています。 上記以外にもPOV-Rayを用いた画像を公開しているサイトは多数あり、 そのいくつかを紹介します。 これらの画像は(一部の例外を除き)すべてPOV-Rayで作られています。
一人で勉強するときに役にたつかもしれないサイト(必ずしもPOV-Rayの学習のみに限らず、 CG全般の学習用)




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