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旧カリキュラムの専門選択科目「情報数学演習A」と新カリキュラムの専門コア科目
「リフレッシュ『数学T・U・V』」の合同授業です。
マルチメディア文化課程では平成14年度よりカリキュラムの改革を行っており、 平成13年度以前入学者の履修手引きには載っていない授業科目が、平成14年度 以降入学者用履修手引きに載っていたりします。逆に、平成13年度以前入学者用の 履修手引きには載っている授業科目が平成14年度以降入学者用の履修手引きには 載っていないものもあります。 何年度の入学者も困らないように、このようなカリキュラムの改革を行うときには 新旧の授業科目の対応をつけてどちらも開講するようにしてあります。単純な科目名の 変更程度であれば対応をつけやすいのですが、なかには無理をして対応をつけているものもあり、「リフレッシュ『数学T・U・V』」と「情報数学演習A」もその例です。 |
必要だと思う 必要だと思わない 17 1
楽しく学べればそれにこしたことはありませんね。 楽しさにもいろいろあってみんなの様子を見て徐々に楽しさの質をアップさせることも あるかもしれません。質がある一定のレベル以上になると、「研究」と呼ばれるものに 突入します。このレベルに到達すると知識も想像以上にいろいろと必要になってきますが、 やはり一番大切なのは斬新なアイデアです。専攻する分野はなんであれ、 みなさんもこのレベルに到達できると素晴らしいですね。
アンケートの3番の回答でも感じられるのですが、 「数学は必要だと思うし、勉強もしたい。でも不安」という人がどうやら多いようですね(毎年そのようなのですが)。 できるだけポイントを押さえて数学の必要性が真に実感できるような授業を 試みたいと思っています。
そうですね、演習問題を自分で解いてみることはやはり大事ですね。 ときには実践的な問題も登場するかも知れませんし、また、 難しそうな内容であれば詳しく説明したり、みんなの反応によっては 異なる説明方法で何度も説明してしまうかもしれません。
リフレッシュできるように努力してみましょう。 頭に染み入るようになるかどうかは、みなんさんの努力にも依存しますよ。
テキストとして採用している本には、知識としては高校の数学までの知識で十分だけれどもではあるけれども高校ではまず教えないような話題やある程度抽象的な話題も取り上げられています。それらを学ぶと興味も沸いてくるのでは、と期待します。
私からむやみに見捨てるようなことはまず無いと思っています。 ただし、休んだりしてわからなくなってしまい、結果としてついていけなくなってしまう、ということもあり得るかもしれませんので、なるべく休まないようにし、 万が一休んでしまった場合はその回の復習を自分でしておく、ぐらいの個人の努力は 必要かもしれませんよ。
進めるスピードは大事ですね。毎回の授業時間は90分と決まっているので、わかりやすくするためにきりが良いところで終えようと思うと多少は早くなってしまわざるを得ないこともある、という側面も確かにあるのですが、基本的には受講者の理解を確認しながら進めるように努めたいと思っています。また、できるだけ演習問題を解くようにするつもりですので、それも理解の大きな助けとなることを期待します。
前期が終わったときに「杞憂であった」と思うことを期待します。
あのビデオでは、「セルオートマトン」と呼ばれる内容を紹介しています。多数の個体が隣接している個体とのみ簡単な規則でそれぞれ進化していくときに、さまざまな秩序が 現れる、という一見すると意外性のある内容を、簡易化されたモデル(コンウェイのライフゲーム)で分かりやすく説明しており、現実世界で起こる多くの現象にある種の説明を与えてもいます。「複雑な図形や現象も簡単な規則から構成的に生成され得る」ということにも通じ、「フラクタル」や「カオス」とも密接に関係します。セルオートマトンを直接扱う授業については知りませんが、「フラクタル」については後期に私が主題別教養科目を開講しています(参考までに 昨年度の「フラクタル」の授業のページをリンクしておきますね)。