私が開講する「演習T」受講者へ





夏休みの課題のテーマは
Math. in Arts
でした。

今回作品を提出している学生達は、約3ヶ月間学んだPOV−Rayのテクニックを ふんだんに使って画像を作っています。シーンファイルを電子メールで提出してもらう関係上、 画像の加工処理は一切施されておらず、POV−Rayのみで作成された画像ばかりです。 なかには授業で扱ったレベルを遙かに超えた微妙な調節が必要な高度なテクニックを駆使している人もいます。 いつものことながら、若い人は進歩が速いので驚いてしまいます。

各作品をクリックすると、大きな画像とともに、作品の印象や解説 などが覗け、シーンファイルをダウンロードできるようになっています。 人が作った作品からは多くのことが学べるはず、じっくりと鑑賞しましょう。



小野崎さん
片岡さん
萬谷さん


レポート問題(7月24日出題)

ここ数年は『IRTC のJuly-August2006ラウンドに応募する、と仮定した作品を作ること。』がテーマでした。 今年度も同様のテーマにしたかったのですが、IRTCがまたまた開店休業状態になってしまったようで無理だったので、 テーマを

Math. in Arts

としました。 腕によりをかけて、「Math. in Artsを表現する静止画像」を作成してください。
  • シーンファイルを提出すること。POV-Ray公式版に無い、自分で作成した 2次元画像やインクルードファイルを読み込ませて使う場合は、 それらも併せて提出すること(「シーンファイルと同じフォルダーに入れて 使う」等の使い方の説明を、メール本文に記述すること)。 尚、2次元画像を使う場合は、bmp ファイルは避け、png ファイルにして使うこと (png ファイルを提出。POV-Rayで png ファイルを出力する方法については、 マニュアル和訳のページの出力オプションクイックレファレンスのよく使うコマンドラインオプションなどを参照のこと)。
  • 電子郵便に添付して提出すること。
  • 多くのファイルを提出する必要がある場合は、一つのフォルダー内に入れ、 zip等の標準的な形式でフォルダーを圧縮して、電子郵便に添付して提出すること。 フォルダー内には、使い方の説明を記述した readme ファイル(テキストファイル)を入れておくことが望ましい。
  • どこらへんが、「Math. in Arts」なのかのわかりやすい説明を、メール本文に記述すること。
  • 締め切りは8月31日(水)。



演習問題

このシーンファイルを完成させること。 ただし、次の条件をみたすように完成させること。

条件

  1. #declare を使い記号 i を数値として定義すること。
  2. 記号 i の値のみを変化させることにより、以下の図形列 が作成できるシーンファイルであること。




初項
第2項
第3項
第4項
 第5項 









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