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紀文春(きのふみはる)
紀文春さん 略歴
昭和26年 岡山県和気郡佐伯町小阪に生まれる。
昭和50年 備州窯 入社
昭和59年 岡山県展入選 以後連続入選入賞
昭和62年 伝統工芸中国支部展 入選
昭和63年 伝統工芸中国支部展 入選
平成2年  伝統工芸中国支部展 入選
平成6年  焼き締め陶展 入選
作家レポート
備前市の北の佐伯町に工房があります。吉井川に沿って少しドライブ気分で車を走らせると丹頂の里とかリンゴ園の看板が目につきます。決して山奥ではないんですが気持ちは北の国へトリップしてます。
陶芸家といえば気難しくて近寄りがたいイメージがありますが気さくに話をしてくださいました。伝統的な花器や酒器の他に可愛い香立てやコマなど新しいものにチャレンジする柔らか頭の持ち主でもあります。窯の話を伺いますと「常に一番良いデータをイメージして、それしか考えていません」とのことでした。迷うことなく自分の最善を尽くす姿勢がとてもさわやかに感じました。
作品
柄付き片口 飯碗 ぐい呑み そば猪口