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備前焼の故郷
岡山県備前市伊部(いんべ)を中心に岡山市、山陽町、和気町、日生町などかなり広範囲に作家さんがいます。伊部の町のあちこちに窯の煙突が見えて焼き物の町を感じさせてくれます。新しい窯はなかなか伊部に作ることができないらしく作家さんは場所探しに悩んでいるそうです。
伊部駅の外観です。ビルの中に備前焼のギャラリーがあって陶友会の作家、窯元の作品が購入できます。東隣には備前焼美術館があって古備前から人間国宝の作品、現役の作家の作品が鑑賞できます。手前の道路は国道2号線です。交通量が多いので散策には不向きです。車の場合は写真を撮った位置が無料駐車場になっています。平日なら楽勝で利用できます。
伊部の外れにある窯。この煙なので町中に新たに作るのは難しいかも。新人作家は備前市以外で工房を作るようになってきました。将来は陶土を産出するだけのドーナツ化現象にならないか危惧されますがどうでしょうか。国道からはずれるとのんびりムードの町ですのでゆっくり散策できます。
おなじみの備前焼の狛犬さん。岡山では石の狛犬を見つける方が難しい。・・・・・・(嘘)
備前でよく見かける風景。大きな甕の破片を使っていたり壷だったり様々ですが備前らしくて大好きです。伊万里や九谷でもこんなふうな壁はあるのだろうか。