8-6:芦別 北の京芦別

所在地:北海道芦別市旭町2 

取材時期:2002年8月

ジャンル:おいのり系

珍スポ度: ☆☆☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:うーん。強烈なテイストです。全ての施設が強力な珍スポ電波を放っております。芦別市内に入るとイヤでも目に入る北海道大観音像。近づくとなにやらインド王宮風の建物。さらにその奥には五重塔。十年くらいまえは「芦別レジャーランド」として、大々的にTVコマーシャルを流していた記憶がありますが、まさが自分が宿泊することになるとは。

予約なしの飛び込みでしたが、午後5時までなら夕食の準備OK、でとてもラッキー。しかし、大観音の拝観は5時でおしまいだったので、取材は次の日の朝にすることにしました。さて、案内されたのは三十三間堂という五重塔より新しく造られた宿泊棟。廊下が全面赤で統一されており、気分はもうツインピークスだぁ。さりげなく鎧甲の展示があったり、誰だかわからない巨大肖像画が飾られていたりで気が抜けません。部屋にたどり着くと、そこはいたって普通の旅館で、すこしホッとしました。

食事前に、自慢の風呂に入りにいってみると、男湯はギリシャ神殿大浴場。白で統一された浴場内は所々錆がでたりして、古びた感じですがいい味だしております。ちなみに朝は男女が入れ替わり、日本庭園大浴場です。こちらは岩風呂でミニチュア大観音もいます。その後、「お祭り広場」にて夕食、と同時にショーが楽しめます。その日は、「梅沢清美・工藤輝子:舞踊・歌謡ショー」でした。料理の内容は普通の旅館ですが、ショーもついて一泊8500円は格安ですね。ショーも十分楽しめます。

次の朝、ホテル中庭の十二支苑神宮寺を参拝したのち、北海道大観音を取材しました。宿泊客は団体扱いで拝観料300円になるので、フロントで割引券をもらってください。主張しないともらえませんのでご注意を。たしか昔はモノレールで大観音まで行けるような、バリアフリーを先取りした気遣いがあったようですが、今では動いておりませんでした。で、歩いて観音足下へ。受付のおばちゃんに料金を払い、まず20階までエレベータで行け、との指示に従い、大観音内部を最上階まで。順に下ると、各階にそれぞれ観音様がいらっしゃって、スタンプが押せるようになっています。スタンプ帳100円を購入し、スタンプラリー開始。全部集めても景品はもらえませんが、記念にしてください。

このように、強烈な芦別ワールドが展開されている「北の京」。今度は五重塔へ宿泊してみたいと思います。(要予約)

写真:  

リンク等:

北の森の田舎街さんのページ

取材記録8に戻る |  にかのページメイン | ニカ家のページへ