8-2:夕張 石炭の歴史村

所在地:夕張市高松7番地 

取材時期:2002年8月

ジャンル:博物・展示系

珍スポ度:☆ (☆五個が最高得点)

コメント:いきなり駐車場代500円である。広大な駐車場に数えるほどしか車がないのに・・・。さらにセット入場券が1500円。乗り物券までつけると3000円くらいかかる。ちょっと高いんじゃない、夕張市さんよ。

一番目に入ったのは、ロボット大科学館。吹き抜けのロビーにいきなり巨大ロボット。10分ごとに動くらしい。昔懐かしい鉄人28号や、ユーバロット君が迎えてくれる。資料室や映写室も備えており、しっかり出来ている。ロボットの動くしくみなども解説してあり、なかなか楽しい場所だ。

次は炭坑生活館。よくある昔の風景をマネキンで再現した展示空間である。まあ、なんて事はない。化石のいろいろ展示館は閉館中。で、メインの石炭博物館。さすがに、ここは良くできている。石炭の出来るまで、という勉強コーナーから、石炭の使われ方などまで様々な展示がわかりやすく並べられている。さて、展示が終わると炭坑探索だ。縦坑入り口を模したエレベータで、地下数十メーターの世界へ。と、いっても実際は地下一階程度のところで降ろされる。演出としては面白い。ここもマネキンが坑道内で作業している。昔の手堀での採掘から最新式(といっても大分前に閉山したころの物だろうが)の掘削マシンまで紹介されている。どんどん進むと先方にヘルメット集積場のような物が・・。ここから先は実際の炭坑への道であるため、ヘルメットとヘッドライト+充電池が渡されるのだ。ぐっと探検気分が盛り上がる。係りの兄ちゃんに装備一式をもらい、いざ炭坑内部へ。薄暗い中をヘルメットランプの明かりを頼りに順路どおりに進む。黒光りする岩が、どうやら石炭らしい。ほう、こんな風に埋まっているのか、と感心しきり。10分くらいかけて坑内を巡り、出口へ。装備一式を返す前に記念撮影。

どうやら、石炭の歴史村で観る価値のあるのは、この「石炭博物館」だけ、といっても言い過ぎではないかも。あとは、旧石川コレクションを引き継いだ生活歴史館くらいか。ちなみに「セット券」で石川コレクションはみれません。別料金だそうです。プンプン。

写真:  

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