7-5:札幌市 定山渓 北海道秘宝館

所在地: 北海道札幌市南区定山渓温泉東2−103−1

取材時期:2002年8月

ジャンル:おいろ系

珍スポ度:☆☆☆☆ (☆五個が最高得点)

コメント:北海道、唯一の秘宝館です。国道230号線沿い、定山渓温泉入り口より若干札幌寄りにあります。秘宝館横には、TVでも紹介された御涙観音の像が建立されており、かなり目立つのですぐに発見できました。「ニッポンの歩き方」さんのページによると、開館しているかどうかは、行ってみないとわからない、そうなので、ちょっと心配でしたが、ちゃんと開いており、一安心。で、早速取材開始。

入り口のおばちゃんに入場料1200円を払う。なんでも、一部の施設が壊れていて動かないので通常料金1500円を、現在1200円に値下げして営業しているそうだ。なんと良心的!!「いつ直るのですか?」と聞いてみると、なにやら曖昧な返事。うーむ、あんまり修理する気、ないのね。

内部は当然のごとく撮影禁止なので、写真はありません。さて、階段を下りてゆくと最初は道祖神コーナー。全国の道祖神(おいろ系の)レプリカが収集してあり、江ノ島のものなんかもあったりして、ちょっと驚き。実物も取材せねば・・。で、次は水子供養コーナー。不気味ですが、その反対側においろ系徳利&おちょこセットのコレクションがあり、こちらは必見。揺れる通路(穂別の地球体験館みたい)を通過すると、そこは大きな吹き抜けのホール。ダンサーがいたり、へのこ大砲があったりするメインホールだ。へのこ大砲は壊れていたが、他のライド系はまだ稼働している。

階段を上がると、RSJ誌にも載っている蛇を巻く女性+マリリン+ムキムキおじさん。ハンドルをくるくる回すとマリリンのスカートが・・。と、秘宝館によくあるパターンの入場者参加型イベントであるが、なんと壊れている。むむっ、残念。隣のムキムキおじさんのハンドルを回すと、こちらはきちんと風が発生し、おじさんの腰布が・・。ちょっとだけ笑える。次なるコーナーでは、3体のフレンチポンポン人形が踊っていて、その下の的にコルク鉄砲を当てると、あらまぁ、という仕掛け。で射的用コルク自販機は故障中であったが、よく見ると台の上にコルクが沢山載っているではないか。どうやら、ご自由に、ということらしいので、早速コルク弾をライフル先端に詰め、発射ぁ。結構楽しめました。最後は、動物の剥製コーナーで、これも秘宝館によくあるポーズをとらされている。せっかく北海道なのだから、ヒグマとかキタキツネとかいたら楽しかったのに(たしかいなかったように記憶していますが)。出口前にお決まりのビデオ上映コーナーがあり、真っ昼間からはちょっと見るのがためらわれる映像が流されていた。ここはすぐにパスして、土産物コーナーへ。

オリジナルグッズは無いのですか?という質問に、おばちゃん暫し考え込み、「そう、あれ残っていたっけ?」とレジ横の引き出しをガサガサ。「あった、あった。この前箱単位で売れちゃって、最後の一箱だけ残っていたね」。な・なんだ?そんなに人気のグッズとは?「御涙観音お守り」500円なり。早速購入し、出口へ。個人的には、寂れた感じと、マネキンの出来から、熱海秘宝館より上ではないかと感じたのだ。

例によって、ニッポンの歩き方さんのページで内部が図解されているので、是非参考にしてください。

写真:  

リンク等:

にっぽんの歩き方「北海道秘宝館」編

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