51-3:神奈川県 横浜市 原鉄道模型博物館 



所在地:神奈川県横浜市西区高島一丁目1番2号 横浜三井ビルディング2階

取材時期:2012年9月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)

ニカは鉄ちゃんではありませんが最近横浜にできたという鉄道模型の博物館が気になってしかたがありあせん。関東を離れる 日も迫ってきたため平日は月曜の午後に訪ねてみることにしました。横浜駅東口スカイビル横から歩くこと数分で三井ビルに到着。一階ロビーに入ると直ぐに博 物館行きのエスカレーターが。随所に案内のお姉さんがいるので間違いようがない。二階入り口の券売機で1000円の入館券を購入しいざ取材開始。
とても残念なことに内部は全面撮影禁止。カメラをバッグに仕舞いゲートを進むとまずはこの博物館の創設者原信太郎氏のプロフィールから。ざっと読み飛ばし すぐに展示室へ。そこには原氏が最初に作製した車両模型が!後に手が加えられているとはいえ、その完成度の高さは驚くべきものがある。さらに奥の展示室へ 進むとその完成度の高さと種類が加速度的に増すのだ。
写真はこちらで観れます

驚きつつさらに進むとそこはメインのジオラマ展示室であった。移転前の交通博物館にもこういったジオラマはあったが、そ こよりも個人的には大きいのでないかとも感じた。そのときは主としてヨーロッパの電車が運行されていたようである(といってもどれがどれだかよくわかりま せんが)。さらにジオラマをじっくり眺めてみると人間だけでなく猫や鳩まで作り込まれているではないか。これらのほとんどが原氏の手作りというのが驚き。
別の部屋には桜木町の模型もあり、横浜人にもしっかり楽しめるようになっている。しかし、この原さんというかた、子供の頃から鉄道に乗りまくるだけでなく (乗るだけで当時の初任給一ヶ月分もする列車に乗れた)、写真や8mmなどもふんだんに使い、記録としてしっかり押さえていたのだそうですね。それはも う、とんでもない大金持ちのおぼっちゃまだったんでしょうね。うーん、うらやましい。鉄道に乗るために海外に行くこともしばしば。今じゃ、「世界の車窓か ら」などという番組もあり、べつに珍しいことではないでしょうが、1ドル360円の時代です。なんとも・・。

などと、原氏のスケールの大きさに感動しつつ博物館を後にしたのでした・・。この博物館は鉄ちゃんじゃなくても大いに楽しめる場所です(ある意味珍スポであるのは間違いない!)。


   



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