50-6:北海道 札幌市 雪まつり資料館  


所在地:北海道札幌市豊平区羊ヶ丘1番地

取材時期:2011年8月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆(☆五個が最高得点)

札幌には都合7年住んでいたが、超有名観光地である羊ヶ丘公園(あのクラーク像があるところですね)には結局一度も訪れたことがなかった。北海道を離れ20年近くたった今、なぜだか羊ヶ丘公園に立ち寄ってみたのである。もちろん、Boys, Be Ambitious のクラークさんに会いに行ったのだが、併設されている「雪まつり資料館」もなかなかマニアックで面白かったので、レポートしてみます。

  

前泊していた東急インから車で札幌ドームを目指す。近くに来ると「羊ヶ丘公園こっち」の看板があるので迷いようがない。ゲートで入園料500円を支払い整備された丘へナナ助を進め、見晴らしのよい丘の上に辿り着く。駐車スペースは広大で1000台くらいは停められそうなところの端に車を納め、まずはクラーク像を目指す。本来、クラーク像といえばは北大中央ローンの胸像がオリジナルであるが、北大構内に観光客が押し寄せて困るので、この右手上げポーズのクラーク像が羊ヶ丘公園に造られたそうである。ちっとも知らなかったです・・・。

  

お約束の記念撮影を済ませ、問題の「雪まつり資料館」へ。二階建ての資料館であるが、メイン展示は二階である。まずはぼちゃっとツブれた雪だるま君に出迎えられる。さらに進むと雪像模型展示室とポスター展示室に分かれている。札幌に住んでいるときは、雪まつりは数える位しか行ったことがなかった。なにせ、大量の観光客で大通公園が大変なことになっていることと、冬季期間中、もっとも寒い時期に開催されるので、わざわざ寒い中、雪像を観に行く気がしなかったからであろう。こうして模型やパネル、また雪像の写真などを見ていると、なーんだ、本当に近くに住んでいたのだから、もっと参加しておけば・・・、などと、まさに「後のまつり」状態なことを考えたりもしてしまう。

  

模型やポスターの他、懐かしの絵はがきや缶バッジ、雪まつりソングソノシートなど、坂館長が欲しがるであろうレトログッズも目白押し。昭和レトロファンは一度チェックしておくとよいだろう。そういえばテレフォンカードも展示されているが、ここまで携帯電話が普及してしまったので、今後テレフォンカードも近いうちに姿を消すかもしれない。特に観光地での販促用につくられたものは、現在の在庫が切れたら再入荷はないであろう。これも要チェックかもしれない。などと、つらつら考えて階下に降りると、そこはこれまでの雪像の歴史が写真で辿れるというコーナー。いろんなものが雪で作られてきたんですね。布袋像や城などは定番でしょうが、ツタンカーメンとルパン三世などもあり、ちょっと驚き。真夏の札幌で、真冬の雪まつりに思いを馳せるのも一興かと・・。


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