5-7:かずら橋 新名所 冒険と怪奇の洞窟めぐり

所在地:徳島県三好郡西祖谷山村

取材時期:2002年4月

ジャンル:一応おいのり系

珍スポ度: ☆☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:祖谷の観光名所「かずら橋」を渡って正面の壁に「地獄巡り」の看板あり。以前、会社の同僚がかずら橋観光したときに偶然見かけたよ!との情報を元に取材してきました。かずら橋から上流方面へバイクで遡ること約5分。お山大仏・お山公園という看板が現れる。そこにお目当ての地獄は存在したのだ。まず受付で600円を支払い、バイクのまま洞窟奥へ、と指示がでる。どんどん突き進むと左手に地獄、右手に天国、という標識が現れ、真っ直ぐが駐車場だ。開けた場所に出て、バイクを止めると、おそらくこの洞窟を造ったおじさんであろう中川健二という人の像が建っている。ネットでちょっと調査したが、何者かは判明していない。どなたかご存じの方は情報ください。

さて、広場には動物の檻があり、サルやらウサギやらがいるようであるが、そんなものにはお構いなく、いざ地獄へ。メインの洞窟を横に掘り進んだといった形の側道に、まずお決まりのえんま様の登場。若鬼のコックさんがいて、地獄谷と書いてある大釜から足がにょっきり出ている。ん?と思ってよく見てみると、女性のマネキンの下半身ではないか!しかもハイヒール様のものを履いている。なんか変だぞ〜と思っていると、「乱用の罪」はこうなる、といった人形があったりで笑える。全般に照明が非常に貧弱で、せっかくの展示がよく見えない。もう少し何とかしてほしい。じっくり見ても、ものの10分で全部みれる規模の地獄だ。

次は天国だが、天国入り口に妙な注意書きあり。「天国 十八歳未満入場できません」 ん?どういうこと?と思い、天国へ突入。すると、あまりにシュールな天国絵巻が展開されているではないか。コンクリ打ちっ放しの部屋が二つあり、その双方で男女のマネキンが服も付けずにポーズしている。しかもそのメンテされてないことはひどい。手が取れたり、全身黒ずんでいたりで、はっきり言ってこっちの方が地獄では?と思わせる場所でもある。その二部屋を抜けた所にお山大仏さまはいらっしゃった。四国でたった一つの大仏様らしいが、はっきり言って鎌ヶ谷大仏よりしょぼい。

強烈な珍スポ発見である。

写真:  

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