5-3:室戸青年大師像

所在地:高知県室戸市室戸岬

取材時期:2002年4月

ジャンル:おいのり系

珍スポ度: ☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:ちょっと不気味です。かなり遠くからでも、その存在を主張する白亜の像。なんでもニューセラミック?で造られているらしい。弘法大師の若かりし姿を巨大像として再現させてしまった貴重な場所です。青少年育成教化を目的として建立された、とパンプに書かれているが、それらしい展示物等は存在しない。観光名所の一つとして勢いで造ってしまった、というのが本当のところかもしれない。

拝観料300円を払い、いざ取材開始。と思いきや、拝観証をよく見ると拝観志納金500円の5の字が手書きで3になっている。うーむ、ここにも価格破壊の波が押し寄せているのか。さらに取材を始めた時間が午後5時すぎだというのに拝観証番号No.5だ。ということは今日は5人しか参拝者が無かったのか。恐るべし、大師像。

さて、内部を探索してみると、なぜか「よさこいお馬塚」があったり、黄金涅槃像があったりと意味不明である。肝心の大師像はやはりでかい。近くまで行くとなんと大師様は四国を形取った台座の上に仁王立ちになっているではないか!しかもその台座にはきっちり八十八カ所の位置が記されていた。さすが寺巡りの本場・四国はちがうなぁ。像内部に入れるようにはなっていないが、台座下部が曼陀羅になっているので是非いってみてください。「霊的な胎蔵界そのものの世界に、一瞬の裡に入り込んだ自分を感じる」ことが出来なかったニカは、どう考えても修行が足りないようです。

写真:

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