49-3:沖縄県 うるま市浜比嘉島 シルミチュー シーサイドガーデン浜比嘉  


所在地:沖縄県 うるま市勝連比嘉1606-33

取材時期:2010年12月

ジャンル:お祈り系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)

沖縄のパワースポット的な所は斎場御嶽(せーふぁーうたき)くらいしか訪れなかったので、沖縄取材の最後に海中ロードパークを浜比嘉島までドライブがてら、シルミチューお参りでもしようと県道16を東にむかった。海の駅あやはしでトイレ休憩などを行い、浜比嘉島大橋を渡ったところで島に上陸。突き当たりを右にいってしまい道が無くなったところで引き返した。海岸沿いに進むとこれまた道が狭くなり、車一台がやっと通れるような場所を進む。道の真ん中で黒いカモさん様の鳥たちが集会を開いており、ビッツが近づけども寄り合いの会を道端に移動する気配がない。ゆっくり近づくとやっと横に避けてくれた。関東では全く考えられないことだ。すぐに轢かれてしまう。時間がゆっくり流れる島なんですね。

ゆっくり、しかし緊張しつつ車を進めると、やっとありましたシルミチュー駐車場が。海辺の松陰に車を停め、まずは霊場へ。安産祈願の場所らしいのでニカ家にはあまり関係がありませんが、霊場には奇岩があるとかないとか。なが〜い階段をズンズン登ると、岩窟にぶち当たります。残念ながらそこから先は鉄格子によりしっかり防備されているので、許可なしには進めないようです。霊場ですので、しっかりお参りをさせていただき、取材終了。なんだか消化不良だな〜と思い、階段を下りてくると、そこには何か別の観光スポットがあるようである。

  

その入場受付、というか喫茶店というか食事どころ?に行き、入園料200円を払う必要があるのだそうだ。「タダ見厳禁!」と書いてあるので、さっそくそちらのゲストハウスに入る。昼食がまだだったので、上がり込んでメニューをみていると、店のお母さんが「何か注文してくれれば、入場料は無料だよ。見学するなら、うちの旦那が案内するからね」ということで、「ソーメンチャンプルー」と「ひらやち〜バンピンセット」を注文した。ソーメンチャンプルーは何となく想像できるが、「ひらやち〜バンピンセット」は全くわからない。お母さんが奥の調理場でなにやら一生懸命作業して、テーブルに現れたのは、巨大クレープ巻様のカット版である。ソースを付けて食べるので、何というか、粉物天国的な食べ物である。もちろんクレープ様ではあるが、甘くはないので、美味しく頂いたのだが、なにせその量が半端ない!味が単調で後半はやっと食べたって感じでした、ごちそうさまです。

  

さて、食後のコーヒーも頂いたので、そろそろもう一つの霊場探索である。ご主人のあとにつき、いざ出発。まずは不思議なミルク門からである。切り立った岩が両側から迫ってきており、通り道が丁度三角形になっている。斎場御嶽にも似た形状でとても面白い。沖縄にはこういう地形が多いのか?さらに進むとカガミ岩。ココには色々な模様が浮き出ている点が見逃せないポイントで、人型や男根型なども良く見ると浮き出ている。ご主人が「ほら、ここにみえるでしょ。写真はこの角度からね!」としっかりアドバイスしてくれる。さらに進むと「かないガマ」となっており、小さい洞窟のなかに水晶玉が数個転がっている。これがある時期のある時間になると、太陽の光が差し込んで、とても綺麗にヒカルのだそうだ。「カメラもフラッシュ使えば同じようになるから撮ってみて」とのこと。言われるがママにデジで撮ってみると、あら不思議、金色や内側にきらきらヒカル物が見えたりで、とても不思議。

  

ご主人の案内はココまでで、あとは山の頂上へ向けてひたすら登ってゆくのだ。途中、岩に打ち付けてある鎖を頼りにしなければならない部分などもあり、一通りアスレチック気分を味わい頂上に到着。流石に眺めがよろしいですね。沖縄最終日になってやっと快晴となったは日頃の行いがよかったからか、悪かったからか・・などとつらつら考えながらゲストハウスに戻ってきた。お母さんにお別れのご挨拶をしたあと、車に戻り、沖縄空港へと向かったのであった。


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