46-3:栃木県 宇都宮市 大谷資料館 



所在地: 栃木県宇都宮市大谷町909

取材時期:2009年7月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆(☆五個が最高得点)

地下迷宮である。大谷石で有名なここ大谷の採石場の地下に荘厳な地下迷宮がある、ということで出かけてみた。国道293を北上していると大谷資料館→の看板が出てくるので迷いようがない。案内通りに進むとすぐに到着。周囲の雰囲気がいかにも石切場といった感じで、これからの地下迷宮に期待が高まる。駐車場にバイクを停め、いざ資料館入り口に。

  

入り口の妙なカエル石像に迎えられ、館内入り口へ。受付のお姉さんに600円(JAF割はなかったが、ETCカードを提示すると100円引きの500円になる)を支払い、早速地下に向かう階段へ。階段を下りるに従い、暗闇と湿度がどんどん増す。しかも気温も下がるが、7月の初旬としては快適である。

階段をどんどん進むと視界が開け、巨大なホールが目の前に広がる。人工的に掘られた空間としてはかなり巨大だ。戦時中は戦闘機のエンジンを生産したり、気温の低さを利用して食料品の備蓄につかったのだそうだ。さらに進むとすこしアートっぽいオブジェがあったりするが、基本は石切空間。しかもかなり広い。ぐるっと一通り回ると20分くらいはかかる。そのなかでも機械掘りと手堀りの違いなども勉強できて少し楽しい。贅沢を言えば、この空間にマネキンさんたちを入れて、実際の切り出し現場を再現して欲しかった。まあ、受付横の展示ルームにはあるんですけどね。

   

ということで、取材終了。地下珍スポとしては、春日部の地下巨大貯水槽、「首都圏外郭放水路」も是非取材したのだが、予約が必要でかつ平日のみ、というまさにお役所仕事。なんとかして欲しい・・。


リンク等:

取材記録46に戻る |  にかのページメイン | ニカ家のページへ