42-7:静岡県 浜松市 楽器博物館 



所在地:静岡県浜松市中区中央3-9-1

取材時期:2008年5月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆(☆五個が最高得点)

浜松といえばヤマハの本拠地!ですので、ニカとしては真っ先にバイクだ、と思うのですが、ピアノやギターといった楽器でも超〜有名な地域ですね。楽器博物館があるのは前から知っていて、いつかは、と思っていたのですが、なかなか訪れる機会がなかった。そこで今回の静岡西部取材に組み入れてみました。

  

場所は浜松駅前の一等地。市立のなせるワザか?観覧料も400円と格安。受付のお姉さんに聞いてみると、最近リニューアルされて評判が良いのだとか。うーん、入館前から盛り上がってきたぞ。で、早速内部に入る。入口左手に、いきなりキンキラのガムラン楽器の勢揃い。バリ島のバロン君もいるではないか。その他、女神様がくっついた弦楽器や、バイオリンコレクション・バンジョーなども多数揃えている。

  

入口右手方面には和楽器コレクションコーナー。お琴・三味線に琵琶、巫女さんのシャンシャン鈴にちょっと萌え〜、と来たがズンズン進む。するとお次は昭和レトロコーナー。懐かしのハモニカやオルガンなどが並べてある。不要になったピアノを一般家庭から集めてきたものもあるようだ。一番奥が、体験コーナー。「叩いてみよう!」がメインのなかなか楽しい場所であるが、おじさんが子ども達を押しのけて体験するのも憚られたので早々に退散。

  

お次は階下へ。その途中に巨大神像?いやいや「割れ目太鼓」というものらしい。宗教儀式に使うものらしい。このフロアはアフリカ・オセアニア系のエスニック楽器が数多くコレクトされており、棒が突き刺さってしまったヒト型楽器や、よく見るとオチ○コが載っかっている笛などがあり気が抜けない。さらに奥に行くと鍵盤楽器の広間。何故かベートーベンのデスマスクもあり、ギョッとさせる演出なんかも憎いぜ。何と言っても数が凄い。フロア一杯にクラシック鍵盤楽器がぎっしり。恐らく展示しているもの以外にも倉庫に多数しまわれているのではないか。

 

それぞれのコーナーの前にヘッドホンがあり、その地方の民俗音楽が聴けるようになっているのも楽しい。ここも音楽、特に民俗音楽に興味のある人は一日居ても飽きない博物館である。演奏会やワークショップもあるらしいので、興味のあるかたはどうぞ。


リンク等:
公式ページ

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