41-3:三重県 鳥羽市 鳥羽湾めぐり 龍宮城  



所在地:三重県 鳥羽市鳥羽1丁目2383-4

取材時期:2008年1月

ジャンル:展示?系

珍スポ度:☆☆(☆五個が最高得点)

伊勢湾にとんでもない遊覧船が運行している、という情報を仕入れ、やってきました鳥羽観光船乗り場。駅から乗り場に向かう土産物店で大量の観光ペナントを仕入れたのに気分を良くし、まずは券売所へ。すると、お目当ての龍宮城型フェリーは少し前に出港したばかりで、次の就航時間は約1時間後とのこと。丁度お昼時、ということで近くの喫茶店で焼きそばを食べ、出港を待つ。時間も近づき乗り場へ出てみると、彼方より近づいてくる派手な船!そう、あれが観光船「龍宮城」に違いない。近づくにつれ、その強烈な船体がハッキリしてきた。199トン定員360名の城が岸壁に着き、乗っていた客を吐き出すと、いよいよ我々の乗船だ。外だけでなく中も凄いんです、と聞いているので非常に楽しみである。

  

乗り込むとそこは文字通りエントランスホール。「浦島太郎」伝説の通り、そこは海底への入口をイメージして作られている。左手に進むとココは中華料理店かぁ〜と思わせる賑々しいスペース。説明書きによると龍宮城内部を現しているらしい。どう見ても八宝菜とか海老チリとかがしっくりくる空間なのだが…。一番奥にはお約束の亀と子ども達の人形もある。亀はいじめられているはずではなかったか?それをジッと見守る若い浦島人形の横を抜け、階段を登り二階船首方面に。こちらは和風客室になっており、その先が操船席。お正月ということもあり御神酒が備えてある。その後方客室もやはり中華テイスト満載で、浦島が乙姫からもてなしをうけた龍宮城奥の間をイメージしているとの事。奥には乙姫様がいらっしゃる。船内を探索しているうちに船は出港していた。そうだ、まだ展望デッキは見ていない、と思いさらに階段を登る。

   

そこには…、玉手箱を開けてしまった浦島(開けた瞬間のポーズ)と、その正面に巨大乙姫が「みてみぃ〜」と言いたげな表情を浮かべて立っている。うーん、凄い船だ。トップデッキで写真を撮りまくっていると流石に1月の海上である。あまりの寒さに客室に撤退せざるを得なかった。その後、和風ルームでまったりの50分を過ごしクルーズ終了。景色も良いが、船も良い。龍宮城の他、もう一隻のフラワーマーメイドもなかなか凝った造りらしいので、次の機会に取材してみよう。

  

リンク等:
公式ページ

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