40-4:栃木県 上都賀郡 足尾銅山  



所在地:栃木県日光市足尾町通洞 9-2

取材時期:2007年9月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:足尾銅山。中学校で習った鉱毒事件の印象があまりにも強く、負のイメージしかなかったが、どうやら坑内探索ができるアミューズメントパークとして営業しているとのことだったので、久しぶりにXJR1300を駆って東北道を北上してみた。と、かっこ良く書き出したが、これが散々な行程。家を出た瞬間から雨。予報では曇りだったのに・・。その後ずっと降り続き、宇都宮ICで高速を降りた段階でずぶ濡れ。迂闊にも雨具を忘れたためコインランドリーでジャケットを乾燥させ、リスタート。大変な思いでやっと足尾に到着。

ブルーな気分で取材開始である。入坑料800円(JAF割引あり)を払い、まずはトロッコ列車に乗り込む。休日にもかかわらず乗車はニカとその他家族連れ一組。大丈夫かぁ足尾銅山観光社よ、といらぬ心配をしてしまった。さてトロッコが動き出し、スピードを上げ坑内に突入。すぐに終点に着き、ここからは徒歩での探索となる。

採掘再現を時代の古い順に並べるのは坑道観光のお約束であり、ここ足尾銅山もそれに従った展示となっている。まずは採掘最盛期の江戸時代の様子から。マネキン君たちもなかなかうまく造られており、いい感じですね。その先は近代の採掘現場。ヘルメットを被ったおっさんたちが作業しているシーンだ。弁当を喰らっている場面がうれしそうで印象的だ。1973年に閉山したので、そのころまでの採掘場面で終わっている。

  

採掘再現坑道を抜けるとビデオブースがあり、そこでは「源さんの足尾銅山採掘紀行」というビデオが流れている。10分程度なので是非観ることをおすすめする。鉱山側の作成なので鉱毒事件についてはほんの少ししか触れられていないのが不満だが・・。銅資料館で坑道は終了。ローダーの実物展示を眺めながら、先ほどのトロッコ線路を渡り、次の鋳銭座へ。

  

まずは紋付き役人がお出迎え。順路通り進むとマゲに素っ裸の人形などのジオラマなどが展開され、寛永通宝の出来るまでが理解できるようになっている。これで展示は終わり。あとは売店で観光ペナントをゲットしよう!珍スポとしては大したことはないが、みんな知っているけど、なかなか出かけない場所ですので、行ってみてはいかがでしょう。

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