40-2:京都府 くろ谷寺 アフロ地蔵  



所在地:京都市左京区黒谷町121

取材時期:2007年9月

ジャンル:お祈り系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:京都にアフロヘアの地蔵さんがいる!ということで、行ってみました京阪丸太町。ここから歩くこと30分弱。汗だくになりながらやっとたどり着いたは金戒光明寺、またの名をくろ谷(だに)寺。法然上人さんが開祖の浄土宗のお寺ですね。さすが歴史ある京のお寺。門構えから本堂まで、いちいち立派である。事前調査が十分でなかったため、境内のどこにアフロ様がいらっしゃるのかわからないぞ!

流石に境内を掃除している坊さんに「あの〜アフロ地蔵どこですか?」と尋ねる勇気をニカは持っていない・・。しかも入り口の境内案内図をみるとその広さは半端じゃないのだ。うーん、どうしよう?と悩みながら、まずは本堂で法然さんにご挨拶。風通しの良い堂内でしばし休息。仕方がないので境内をうろうろ彷徨う。墓地やらお堂やらを抜け、池の鯉などに勇気づけられながら進むと三重塔にあがる階段横にいらっしゃいました。

おぉっ!これはでかい。頭がキノコ状態というか、螺髪三度笠というか、とにかくでかい。調査によるとこれは地蔵ではなく、阿弥陀如来への修行中の仏陀の姿なのだそうだ。長い修行中、髪のお手入れなど眼中にない状態のため、ボファっとなってしまった様子を表しているのだ。こう観ると、仏陀は強烈なテンパだったんですかね。周りがあまりに普通の墓地様相なので、とても個性を輝かせている仏像でした。

  



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