39-5:和歌山県 和歌山市 加太淡島神社




所在地:和歌山県和歌山市加太116

取材時期:2007年5月

ジャンル:おいのり系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
人形供養の神社として超有名な、紀州は加太の淡島神社を取材してみました。珍日本紀行西日本編でも、境内に人形が所狭しと並べられている不気味な光景が印象的でしたが、実際はどうなっているのやら・・。阪和道を南下しながら立ち寄りを急遽決定したので、和歌山ICで高速を降りることができず、海南ICまで走ってしまった。そこでR42にて和歌山市内に引き返し、市街を抜けて県道7号で加太へ。神社方面へのアプローチでちょっと迷ったが午後2時くらいに到着した。

それまで土砂降りだった雨もなんとか止み、傘なしで取材できるのはラッキーだ。まずは参道を進む。両側に土産物屋が並ぶが、観光ペナント生息の兆しは全くない。全て海産物土産となっている。大鳥居をくぐり、いよいよ本殿。正面右手社務所横の廊下には、すでに大量の人形達が並べられている。まずはお参りである。賽銭とパンパンで旅の無事と取材許可を心の中でお願いし、いざ取材である。先ほどの本殿右の社務所からスタートするが、そこでは人形焼き(といってもお菓子ではない)を受け付けており、ミカン箱一杯分の人形やぬいぐるみで500円だそうだ。郵送は受け付けないとのことで、自分で持ってくる他に手はない。ニカが見ている間にも数組の家族連れが人形を受付ボックスに入れている。

  

本殿左手に廻ってみると、すぐに目に飛び込んでくるのが招き猫コーナー。さらに廊下には日本人形がズラリ。カエルコーナーや七福神集会所さらにはお面展示壁面など、コンセプチュアルな展示となっているのが素晴らしい。さらに左奥に進むと一面に絵馬がぶら下げられている建物がある。近づいて中を覗いてこりゃびっくり。内部には男根様、多数奉納されております。これはシモの願掛けが有名な神社だからなのであろうか?あまり下調べしないで来たので驚き度合いがアップだ。

  

一通り取材を終え、再度本殿の正面にもどる。ここでふと疑問が・・・。さっきまで大雨だったのに、この人形達は夜でも雨でも出しっぱ、なんだろうか?それとも毎日宮司さんもしくは巫女さんが並べているのだろうか?外の招き猫やカエルは濡れても大丈夫だろうが、日本人形にとってはちと酷ではないだろうか?うーん謎だ。いずれにしても、大量の人形がこっちを向いているのは非常に不気味であり、夜も仕舞われないでずっと本殿廊下に整列しているとしたら、夜には来たくない場所ナンバー1だな。それで心霊スポットとしても有名なのかもしれない。


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