39-3:岐阜県 養老天命反転地




所在地:岐阜県養老郡養老町養老公園

取材時期:2007年4月

ジャンル:アスレチック系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
養老、といっても房総のそれではない、滋賀県である。そこにとても興味深い公園がある、との事だったので、2007年度連休企画の第二弾として取材してきた。アプローチは関ヶ原ウォーランドから県道56を南下。近づくと青看による誘導標識がでてくるので迷わず到着だ。おりしも連休の真っ最中であり、養老公園は家族連れでいっぱい。駐車場にも車の長い列が。昼少し前に公園入りしたため、まずは公園の木陰で握り飯による栄養補給。その後、早速「天命反転地→」に沿って公園を突っ切る。養老の滝側の駐車場に車を停めたため、反転地に辿り着くまでに相当歩かねばならなかった。

反転地入口で入場券購入(710円)。JAF割引あるようだが会員証提示だけではだめなので要注意。間違った格好で来てしまった方のために「運動靴とヘルメットの貸し出しもあります」という表示がこの先を暗示している。しかし、入場券購入に行列が出来ているとは、ニカが通常取材する場所とはちと違うようでもある。ゲートをくぐり、売店を横目に進むと左手に奇妙な建物、というより巨大オブジェあり。内部に入れるようなっており、不規則に狭く区切られた壁からベッドやらガスコンロ、机や椅子が飛び出している。狭く区切られている上に床が斜めになっているため平衡感覚が無くなる。なんじゃこりゃ?あとでパンフを読んでみると、どうもこれが狙いのようだ。

奇妙な建物を後にして丘を登る。所々にこれまた奇妙なオブジェが散在しており、なんじゃこりゃ度がどんどんアップ!丘を登りきると目の前に広がるすり鉢上の巨大庭園。ありゃ〜!どうやって下まで降りて行くのか全くの謎。すり鉢の縁に沿って移動してみると子ども達が滑り落ちている場所発見。ニカ家も子ども達に混じって滑り落ちる。うーん、噂通りアスレチックだな、これは。しかしアスレチックといって「ああ、あれね」というと年齢がばれるね。すり鉢底でも展開される奇妙な平衡感覚の世界。真っ暗な行き止まり洞窟(床も見えないのに急坂になっていたりする)や、瓦でできた恐竜の丘、テカテカに磨かれた坂道など運動靴貸し出しが納得できる施設である。貸し出しをシカトして侵入してしまったギャルが裸足で歩いていたりしてちょっとびっくりしたりもするのだ。

またすり鉢をよじ登り、縁に反対側にある回廊に挑戦してみた。これは人がやっとすれ違える幅で塹壕様の通路があり、かなり行くと行き止まりの展望台となっている。小さい子ども連れも多く通行が困難な場所であるにもかかわらず、絶対に日傘を畳もうとしないおばさんがいたのには驚きでしたね。これで一通り反転地巡りは終了し出口へ。なかなか楽しめる施設で、いわゆる珍スポではありませんでしたが、一般の方にもお勧めできるスポットですね(ただし雨の日や足下が滑り易いときはやめた方がベター)。

写真:
   

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