39-2:岐阜県 関ヶ原 ウォーランド




所在地:岐阜県不破郡関ケ原町大字関ケ原1710-6

取材時期:2007年4月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
今年の連休はちょっと西へ。まずは前から取材したいと思っていた関ヶ原ウォーランド目指して東名・名神を一路西へ。関ヶ原ICで高速を降り、古合戦場跡を目指してR 365を北上すると幟が左手に・・。指示に従い進むと城壁に囲まれたウォーランドが現れた。時間は午前9時過ぎ。駐車場にMGを停め、取材開始だ。

入口ゲートのテイストがむか〜しの遊園地。なかなか良い味を出している。受付で入場券700円を購入(JAF割引あり!)。まず一歩踏み込むと、あの日進は五色園にあったのと同じ故浅野祥雲氏作によるコンクリ像が目に入る。うわ〜久しぶり。まずは園内探索だ。最初に出迎えてくれるのが、殿と姫の顔ハメで、さっそく記念撮影を強要している。さらに進むとまるで地方の公民館のような合戦資料館にぶち当たる。ニカ家は最後にこの合戦案内音声を300円で聞いたが、20分という時間に余裕のある方は、まずこれを聞くことをお勧めする。関ヶ原の戦いが正面パネルのLED表示およびパタパタ人形によって詳細に解説されている(はずなのだが、朗読している爺さんのキツイ方言と、篤い思いがのみが先行する口調で、かなり分かりづらい!覚悟のほど・・)。

  

さて、公民館を後にして、いよいよ本丸の合戦場突入である。馬に跨る勇ましい武将の横を抜けると、もう一頭のコンクリ馬が現れる。しかも横にハシゴがあるではないか。こ・これは「ご自由にお乗り下さい」ということであろう、と勝手に判断し登ってみた。うーん、気分はすでに戦国時代!なかなか快適である。その奥には関ヶ原とはなんの関係もない龍がいたりするので要注意。沼を抜けたところが問題の合戦場である。

広大な敷地にコンクリ像多数!鉄砲を構えている兵士や落馬しているヤツ、生首搬送班や切腹武士まで有りとあらゆる場面が一堂に会している。しかも大抵の像には武将の名前が記されており、名だたる武将達にいっぺんにお会いできる場所は、ここウォーランド以外ありえね〜、などと感心して進むと、一番奥になにやら物々しい雰囲気の広場が現れた。そこは何と家康が湯浅五助の首を検分している場面だった。で、湯浅五助ってだれ?

   

園内を縦横無尽に飛び回る巨大クマバチを巧みにかわしながら、武将の写真を撮りまくっていると、何となく毛色の違うコンクリ像が現れる。横の立て看を見ると「我こそは武田信玄の亡霊じゃ!!もう争いはやめい!ノーモア関ヶ原合戦じゃ!」って凄いキャッチコピー。鹿の甲に軍配を振り上げる様は亡霊というよりは「俺たちひょうきん族」のコスプレみたい(歳がばれる)。最後に武具甲冑資料館を見学して取材終了となった。噂通りの強烈珍スポであるのは間違いないが、こんな施設が40年近く存続している事自体が戦国時代ファンの多さを物語っているのかもしれない。ちなみに、ニカ家取材中に数組のギャラリーが園内を散策しておりました。

 


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