38-5:茨城県 久慈郡水府村 竜神大橋 




所在地:茨城県久慈郡水府村

取材時期:2006年11月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)
コメント:
最近「日本一」という称号を九州は大分の九重夢大吊橋(全長370m)に奪われた竜神大吊橋。実用性のない観光吊り橋として建造されたため、対岸に渡った先にある鐘をついてもと来た道を戻る、というトホホ度合い。税金がどのように無駄遣いされているのかを確かめに北茨城に向かった。

たまには、まとも系観光スポットにも行きたい!というウシの意見を採り入れ、まずは「袋田の滝」へ。すでに紅葉は終わってしまったが、なかなか見事な滝である。ここの素晴らしいところは、ずっとトンネルを歩き、展望台に抜けたとたん目の前に広がる滝。うまい演出である。さて、土産物屋でペナントチェック(絶滅)後、案内標識に従い竜神大吊り橋へ向かう。これが国道かぁ〜、と思われる細い路地を通り抜けながら進むと、徐々に道が立派になって行き巨大な看板が現れる。ここからつづら折りの登坂路。その終点に竜神大吊り橋はあるのだ。無料駐車場にMGを押し込み。取材開始!

まずはグッドデザインマークのような彫り物。よく見ると龍の意匠になっているが、よく見ないとわからない。券売所にて大人300円(JAF割引で270円)を支払い、橋への第一歩である。さすがにちょっと前までは日本一だっただけに橋の端まではかなり距離がある。遙か下方にはダムなどもあり、見晴らしは悪くない。がぁ、少し歩くと直ぐに飽きてしまった。写真などを撮りつつ反対側に到着。正面に有料で電動の鐘があり、一回100円で鳴らすことができるらしい。「らしい」というのも当日は都合により運転停止となっていた。詫び状を良く読むとなんと落雷のためらしい。なんともお粗末な…。

さて他に何かあるのかな、と展望台への階段を登る。すると吊り橋の巨大ワイヤーを支えている土台に龍が描かれているのであるが、これがビミョーな作品。一応、画家さんが書いているらしいのだが、もう少し何とかならないのだろうか。

鐘も突きそびれたし、ナニもないし、という事で引き返すことにした。

写真:
   

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