37-3:青森県 六ヶ所村 原燃PRセンター

所在地:青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字上尾駮2番42

取材時期:2006年8月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)
コメント:
さて、下北半島に来るたびに気になっていた六ヶ所村。なんといっても原燃の再処理工場がある場所だなぁ〜、と今回も思いながら走っていると「原燃PRセンター」という施設の前を偶然通り過ぎた。うーん、これはちょっと取材して行くか、ということでMGを転回させる。総合運動場に迷い込んでしまったが、これがまた広大で立派な施設。原子力関連施設を受け入れると、もの凄いお金が流れ込んでくるんだな、などと考えてしまう。

何とか正門を発見し、PRセンター正面入り口に到着。早速取材開始だ。入り口には記念撮影ができるよう日付プレートまで置かれている。ここまでやるなら是非クイズキャラ「ふんか」(だったよな?)の顔ハメを用意して頂きたい!

で、まずは2Fのサイクルステーションから見学開始。ちなみに全て無料です。このフロアは原子力の基礎から学べるようになっており、身近にある放射性物質の紹介などもあり、まあそこそこ勉強にはなるかな。勝手に見学していると、見学証をぶら下げたスーツのおっさん集団が現れる。センターの解説お姉さん付きだ。なんだ?一般客にはお姉さん解説なしか?どうせどこかの議員さん達なのであろう、公費でちょろっとPRセンター見学し、あとは浅虫温泉でのんびりするのか・・(後で調べたら、一般客でも予約すれば解説してくれるそうな・・)。

3Fに上がると展望フロア。うーん展望といっても原野が広がるばかりで、どうですかね?中央には3Dシアターがあるようだ。見ると脳が活性化する立体映像クイズとやらが観れるそうだ。席について待っていると始まりました安っぽいCG映像。確かにクイズなんでしょうが、もう少し原燃と関連性のある作品を見せて欲しいですね。

最後は原燃ツアーズ。どんどん地下に下ると、再処理施設内部の様子が再現されており、プルトニウムを取り出す過程が、そこそこ分かるように造られている。今ではちょっと懐かしい低レベル放射性廃棄物を入れる黄色のドラム缶がうずたかく積み上げられている倉庫などもあり、ちょっと不気味な雰囲気は良く出せているのではないか。階段を登って出口へ。うーん、どう考えてもこの程度の施設にお金掛けすぎじゃない?という印象が残るスポットであった。

写真:
  

リンク等:
公式ページ

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