37-2:青森県 下風呂温泉 元祖烏賊様レース 

所在地:下北郡風間浦村下風呂字下風呂127

取材時期:2006年8月

ジャンル:なまもの系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)
コメント:
なんといってもネーミングが素敵ではありませんか、「烏賊様レース」ですよ。この物件もロードサイドジャパン文庫版で発見して以来、絶対に参加しようと思っていたレースだったので、今回の東北取材のメインイベントとして、非常に楽しみであった。

函館よりお昼発のフェリーで大間へ。海岸沿いを下風呂温泉目指して走る。レースが執り行われるかどうか、前日に役場に確認したところ、なんとその日になって見ないと分からないそうだ。しかも参加者6名揃わないと、烏賊が上がってもレースは中止となるので、心配しながらMGを進める。午後5時のレース開始であったが、かなり早めの4時前にレース会場に到着してしまった。

MGを駐車場に停め、会場へ向かう。なんとこの日はTV取材が入っており、店のおばちゃん達がカメラの前で「レースのコツ」などを披露していた。このあたりしっかりチェックだ!キキコミによると、どうやらテレ東の「出没・あどまちっく天国」の取材らしい。レース撮影自体はすでに撮影済みらしく、撤収を開始しているような段階であった。レース水槽周りをウロウロしていると、何だか妙に元気の良いおっさんが声を掛けてきた。「烏賊様レース始めるよ、あんたらもやる?テレビに映っちゃうけどね」、ときた。この日はさらに別の取材が入っており、午後5時ではなく、これからすぐに始める、というのだ。

幸いにも参加者6人が揃い、それじゃ、参加しないワケにはいかんでしょう!と参加費600円を支払いマイ烏賊をゲット。二人で参加しちゃうとニカ家のページ写真が撮れないので、ニカは撮影に廻りウシが第6コースに陣取る。ギャラリーも連勝複式で賭けることが出来るので、ニカは1-6を選んだ。賭け札がスルメの足なのが洒落ていて楽しい。

取材陣の準備も整い、いよいよスタートだ!ゲートが上げられると真っ先に飛び出したは6コースのウシが追う烏賊。第一コーナーから第二コーナーまでブッチギリダントツの早さだ。孫の手の様な棒で烏賊の後ろからツンツンやって前に進めるのが手順である。第二コーナー先には障害物があり、ウシに追われた烏賊はなんとその障害物に見事に反応し、逆進してしまったのだ。で、他コースの烏賊達にどんどん追い抜かれたが、必死の形相で追い立てるウシに恐れをなしたか、また順調に前進し、結局2着でゴール!で、1着は1コースの若者。ということはニカが賭けたスルメ足が見事当たったのだ。

やったぁ〜、レース前に言っていた豪華賞品って何かな?とワクワクしながら受け取りに。特産の昆布(結構旨い)。本当は下風呂温泉に宿泊していないとダメなのだが特別に6コース烏賊君を現場で捌いていただきました。レース場から調理場に持って行かれる際に「キュン・キュン」鳴いていて、ちょっと可哀想ではあったが、さっきまで元気に泳いでいた烏賊君のお味は・・・、今まで食べた烏賊の中で最高!下北に行ったら是非立ち寄るべし。

写真:

リンク等:
イカ備蓄センター

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