37-10:静岡県 伊東市 宇宙美術館

所在地:静岡県伊東市大室高原9-638

取材時期:2006年10月

ジャンル:アート系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)
コメント:
前回伊豆取材に出かけた際に、「宇宙美術館」というのを発見した。何となく気になるネーミングではないですか、宇宙+美術館ですからね。ということで、取材してみました。伊豆スカイライン終点の天城ICから伊豆高原を目指して走ると、誘導看板あり、でほとんど迷うことなく到着できます。

駐車場にMGを押し込み、取材開始。少し奥まった所に入り口あり。朝早に出発した関係で、開館とほぼ同時に入館となった。受付のお姉さんがバタバタと入場券を準備した。プラネタリウムとのセット券1200円!伊豆高原はいちいち入館料が高いなぁ、と思いつつ、まずはプラネタリウム鑑賞よりスタート。お姉さんが、パオのような暗幕小屋のカーテンを締め切り、投影スタート。朝一番ということでギャラリーはニカ家のみ。20分くらいの内容で星の一生(だったような)を辿る旅を楽しんだ。

さて本題の宇宙「美術」である。それは二階展示室にあった。簡単に言ってしまえば、惑星や星の絵である。良く科学雑誌に登場する木星やら土星の絵を細密に描いたのが、この美術館創始者「岩崎 一章(かずあき)」氏なのである。もともと宇宙オタクであった一章少年は十代の頃から宇宙画を描き始めた。いろいろ試行錯誤を重ねながら、この筋の大家としてNASAにも認められるような画家となったのだそうだ。しかも本業は食品包装デザインというから驚きである。S&Bカレールウの外箱デザインは彼の手によるものである。この手の宇宙オタクとして真っ先に思い浮かぶのは宇宙村村長の景山氏であるが、岩崎氏にはあのアヤシサが無い。ある意味、ここも珍スポであるのは間違いないが、篤いオタクパワーが正しい方向に注がれた良い例を見せつけられた気がした。

写真:
(写真撮ったはずなんですが・・、フィルム紛失???)出てきたらアップします(館内は撮影禁止でした)。

リンク等:

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